都ぞ春の錦なりける (2) 水辺を下る

週末なんで気晴らし行動も考えたんだけど、数日前からの腰痛でやむなく断念。原因は不明だが、ストレッチや軽い散歩してたら和らいできた。今年は仕事のこともあって、去年より明らかに運動量が少ないのよね。毎日ちょっとでも外出するか。
さて引き続き4月頭の京都から。

トロッコ亀岡を出るとすぐ、ホームからも見えていた桜たちのお出迎えを受ける。

撮れ高はさておき、品種もさまざまな桜が車窓をどんどん流れていくのは眺めるだけでも楽しい。

線路は概ね、保津川(桂川の上流に相当)に平行して敷かれている。前半は進行方向左の眺めがよく、後半は右側が有利。窓から見えるあれこれを車掌さんが都度丁寧に紹介してくれるから、見逃しも少ない。

おっ、あれは川下りの舟ではありませんか。舟を見かけたら手を振りましょう、と車掌さん。あっちでも同様のガイダンスがなされていることだろう、舟のたぐいを見つけるたびに手の振り合い。

保津川下りはトロッコ同様に著名な観光アトラクションで、さっき出たトロッコ亀岡から徒歩圏内にのりばがあるらしい。楽しそうだけど、もうちょっと暖かくなってからがいいかなー。

列車はゆっくりと走る。だがしかし、乗り心地はとっても豪快。振動がほぼダイレクトに伝わってくる。

これもしかして車両が元貨車なんじゃ?との旦那さん推理、あとで調べたらビンゴ。客車3タイプすべて、改造前はトキ 25000 という無蓋車だった。ご丁寧にも貨車時代の台車をそのまま使用。そら人間向けの乗り心地にはならんわ。

ときどき交差する、切り替えた先のニュー本線が、風情は薄かろうともいかに快適かを改めて実感。

トンネルを抜けて進む列車よりも、川はさらに大きく蛇行。

先が見通せないほどの曲線もしばしば登場する。

痛々しくもなぎ倒された木々で埋まる斜面。いつの被害かと思ったら、車掌さん曰く18年の台風。「関空が閉鎖」のワードでいろいろ思い出した。2年以上経ってもこの状態というのが、林業の苦境を物語るようにも思える。

そんな中、山の斜面にちらほらと桜を見つけては春を感じる。

再び本線と交差すると、その先にトロッコ保津峡駅。

さっき南へくぐった高架を、駅の手前でまた北へくぐる。新しい線路の効率のよさと、旧線の大回り具合がよくわかる。

この駅でも多数のたぬきが待っていた。下に見えている吊り橋は、2時間ドラマに登場する機会が多かったとのこと。

ホーム中央では、列車の到着に合わせて鳴り響く鐘の音。ロマンチックな演出かと思いきや、車掌さんの豆知識から思わぬ事実を知る。モニュメントの足元に記された名前、それは「かねのなる木」。ダジャレかーい!

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