ほりでい奥多摩 (1) 昔を語る駅

今週は健康診断がある。だからってわけじゃないが、酒を控えてみたり、ねばねば食材で丼っぽいものを作ってみたり。いや、目的と手段が逆なのはわかってますがな。でも一応努力はしたいわけで。学校の実力テストを無勉強で受けるかどうか、と似たような話なのかね。
さてここからのお話は、結果的に盆休み唯一となってしまった首都圏レジャーな日のこと。

いろんな目的を胸に電車を乗り継いで、やってきた駅は非常にドラマチックだった。

ご覧の通り、地下通路が一面びっしり映画の看板で埋め尽くされている。描かれているのは、洋邦それぞれの往年の名作たち。
いきなり余談だが、上写真にある「鉄道員」は「ぽっぽや」ではありません。この映画の存在自体を初めて知ったのが、実は義父さんの逝去時。義母さんに「葬式で『鉄道員』のテーマ曲をかけてくれ」と伝えていたそうで、さいたまの実家を探しまくったらその曲を含むサントラ集が出てきた。ただ媒体がレコードだったこともあり、実際にかけることは叶わなかったが。

どうやら、劇中になにかしら鉄道が登場するものを中心にチョイスされているようだ。明らかに違うものもあるけど。

というわけで、ここは青梅駅である。中央線や青梅線はある程度乗ったことあったが、ここまでは初めて来た。

なかなかおつな駅舎。当線が国鉄に吸収される前は、ここが本社だったようだ。

映画看板などをはじめとして、昭和の香りを色濃く残すエリアが街の随所にあるらしいが、今回はさらに先へ行くのでそのへんはスルー。さくっと改札内に入る。

ホーム中央の待合室も復刻版のようで、いい感じの雰囲気を漂わせている。

この壁にもやっぱり映画看板。俳優さんたちの写実性もさることながら、すさまじくリアルに描き込まれた C58 がひときわ目を引く。看板の絵描きさんたちのスキルの高さに改めて脱帽。

青梅線の運転系統は、当駅でバッサリ東西に分かれている。原則どの列車も折り返し運転。

しばらく待つと、これから乗る電車がやってきた。駅はレトロでも、車両は見慣れた中央線と何ら変わらない。
で、こちらに少々揺られて、途中下車。

さらにバスへと乗り換え、山奥っぽいところに着いた。では、本日第1のイベントに参りますかね。

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