みかんの国行く頃 (18) 瀬戸を渡る・2

そろそろ梅の季節。と先週思いついたものの、その時点ではあまり咲いておらず持ち越しに。ぼちぼち名所から便りも聴こえてきたし、今週こそ行ってみるか。この時期にしては観光名所どこも空いてるって話やし、って理由が理由だけに笑えないけど。
なわけで年越し…からだいぶ経っちゃったけど松山帰省の巻ラスト。

与島 PA 敷地の南端付近、ちょっとした小高い地点。建物とは別に、こちらにも展望台が設けられている。

ここでは瀬戸大橋本体をより近い位置から眺めることができる。見えているだけでも全体の半分程度でしかないことを考えると、よくこんな長大な橋をかけたもんだとつくづく感心。

西に目を転じれば、徐々に低くなってきた夕日。この様子だとちょっと前に雲を抜けたのだろう、素敵な色を見せてくれている。

沈むまで粘ると帰りが遅くなるし、なにより非常に寒いのでやめておいたが、それなりにいいところを観られたからよしとしよう。

ところで、瀬戸大橋というともうひとつ気になるものがありますね。

そう、電車。たまにアンパンマン柄が来る。
開通前に耐荷重検査をするため電気機関車10連を走らせたという伝説が残る、その名もズバリ瀬戸大橋線が通っている下段。乗車しての通過なら何度か経験済なので、今回は外からその姿を拝見しよう。

ご丁寧にも、付近の駅ではなく「PA 通過」の時刻表が立派に常設してある。ダイヤ改正にもこまめに対応しているようだ。どんだけ問い合わせが多かったのかと。ありがたく参照させていただき、直近のマリンライナーを待つ。

銀色面積の多い車体が、ちょうど夕日に照らされてギラリと光る。

トラスやら壁やらであまり車体が見えないのは、海上の高所を通る橋だから仕方ないね。

ではそろそろ本当に帰りますかね。

復路はまだまだ道半ば。ま、この先渋滞したところで、日付が変わるほど遅くはなるまい。

今回は往復ともに瀬戸ルートを選択したから、次は淡路かしまなみか、はたまた伊丹から小型機か。季節と寄り道候補に応じて考えよう。5月連休はさいたま帰省が決定済、それ以外で今年前半の長期遠出は難しい状況。初夏か初秋あたりですかね。

などと先のことに思いを馳せつつ、岡山上陸からあとはひたすら東へ。

吉備で早めの夕食、案の定それなりの渋滞にも遭いつつ無事帰宅となった。

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