さくらさくら ’18 芦屋川編

昨日は仕事帰りに今年最後の花見。例のアレですわ。遅咲き品種多めの通り抜け。ただそんな品種大集合をもってしてもこの春は訪れが急だったようで、見どころであるはずの「今年の花」をはじめとして数種がすでに散り終わり。ま、そんな年もあるさ。
では引き続き、満開のうちに巡ってきたお話をば。

電車で移動、といっても乗車区間はわずか1駅。すぐだよね。

ここは芦屋川。駅利用は初めてのことになる。川をまたぐタイプの路線でたまにある「川の真上にホーム」タイプのため電車撮影には向かないが、そのかわりホームからも花を楽しめる。

ちょっと北へ行くと、丘の斜面に著名な重要文化財が建っているのだが、残念ながら絶賛工事中のため姿を拝むことはできず。工事が終わったら見学に行きたいものだ。

駅の出口は川の西岸。これまた工事中(人間の通行は可能)の橋を渡って、東岸を歩くとしよう。

川面と歩道はかなりの高低差があり、桜は低い方へと存分に枝を伸ばしている。

水深は浅く、気温は高い。子供たちがじゃぶじゃぶと川に入って遊ぶ気持ちもよくわかる。のどかな光景を見下ろしつつ、木をたどって進む。

しばらく行くと「橋」がある。

越えているのは JR の線路。以前から知識としては持っていた事実を、ここで改めて確認するため、渡った橋をもう一度観る。

うむ、確かに。芦屋川はこのへんだけ天井川としての側面を持っているのであった。
正直言って自分の中では「芦屋=新快速で乗り換えもしくは通過」のイメージが大変強く、乗車が長時間に及ぶとなれば、この区間の構造を深く考えることなく毎度ぼんやりと川をくぐっていたわけで。まあそんなもんか。

それはさておき、JR 以南もしばらくは桜並木が続く。

ここの花もちょうど見頃。どこも翌週は散ってしまっていることだろう。

つーか物によっては終わりかけとるし。

2号線を過ぎれば並木は松に変わり、落ち着いた雰囲気の住宅街となる。芦屋ですから極めて敷地面積の広いおうちも多数ございますね。

スカイツリーはございません。

桜はもうないかと思ったら、教会の前で見事な木が1本。通行人の視線を存分に集めていた。

そしてゴールは阪神芦屋。お、駅前に警察署が。景観に配慮した感のあるデザインですな。と思ったら、駅に近い側にもうひとつの表情が。

先の震災や老朽化を経て、玄関だけ保存された旧庁舎。全体でどのような建物だったかを、多少なりとも偲ぶことができるのはうれしいね。
そんな署と駅の間にあるおいしいパン屋さんで明日の朝食を買って、この日の花見はお開き。明日も行くぞ。

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