Review – DJ TK : If you like it or not / 2006.02.04

さて、買ったもののレビューも終わらないうちから、なんかまた mF247 に新曲が上がってるわけですが。どうやら先生、土壌がある程度整った状態で「配信」という形で安定してリリースできることがよほど嬉しかったようですね。数年前のアレを記憶してる人間としては、ある意味感慨深いというかなんというか。
そして案の定、またぶっちぎりのダウンロード数、と。でもサイト内でぶっちぎりとは言っても、ネットに張り付いてる先生ファンの人数+αとみなすにしてもちょっと少なくないですかと。現状ではそんなもんですかね。

ともかく、今回も早速いただいて聴いてみました。mF247 での前作があれだったので、過度の期待はしない方向で。

えーと、一言でまとめると「KD っぽい」てことでよろしいでしょうか。
さらに前作と合わせて考えると、「トランスは飽きた」とも考えられます。

で、”featuring REC BOX” が誰なのかは判りません。一説によるとけーこに聴こえなくもないそうですが、そういえば最近彼女の声をまともに聴いてないのでなんともいえません。どちらにしろ、かなりの早口なので聴きながら歌詞追うのはやめました。
が、よーく観ると、昔から先生の曲を追ってきた人にはなにやら覚えのあるフレーズが…。タイトルの “If you like it or not” って確か “Open Wide” で聴いたような。まぁこれは普通の英語表現だからともかく、歌詞ラストの “Getting better begin to make it better” といえば浜ちゃんを連想しますよね。作詞の Steve I 氏が何者か知りませんが、あえて入れたのかなぁ。

バックトラックのほうは、正直言うと安っぽく感じた前作よりは、ちょっとはいい感じかと。上に乗ってる輝度高めの音色が好みなだけって可能性もありますけどね。
ただ、コード進行だけ聴くと、実は前作のベースになってる部分をマイナーコード化しただけなんじゃないかという気もします。ひょっとしてこれが最近の先生のマイブーム進行なんでしょうか。

と、こうやって観てみると、今年の先生はこっち寄りのジャンルとか音とか構成とかで行くってことでしょうか。この調子だと TM の動きは今年もなさそうだなぁ…。

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