Report – TRF 20TH Anniversary Tour supported by “exabody” @ Zepp DiverCity / 2013.04.20
22 Apr 2013
今年初ライブはこちらでございました。全国回ってきたツアーのファイナルということで、そんなところに TRF 単独ライブ自体初参加な人間が入っていいのかと思いつつ、しっかり楽しめたのでよかったよかった。では、あくまでも自分用記録としてまとめておくとしよう。例によってスーパー長文。
この Zepp も初訪問。商業施設内にあるため、トイレが豊富なのは女性の皆様に朗報なのではないかと。自分の整理番号は点呼済だったので、先生名義の花を確認後に入場して仰天。…あの、人多くないすか。
オールスタンディングの1階は、開演直前には足の踏み場がかろうじて確保できる程度の余裕しかなく。どこの通勤電車かと。公称キャパ約 2500 人のほぼ上限だったのではなかろうか。
周囲を見回すと、こまめに通っているらしき人や、首にタオル巻いて半袖 T シャツの人など、通い慣れている客多数という印象。ただ開演後いただけなかったのは、曲最中についったーやら LINE やら隣と大声トークやら、あんたら何しに来たの的な人が周辺にやたら多かったこと。まあこれはドア付近の壁際に陣取った自分のポジショニングミスか。
開演前アナウンスの後、ステージ奥のスクリーンを使った AR が面白かった。ペンライト検出して落雷したり星が出たり、顔検出してアフロやめがね装着したり他にも多々。開演待ちのひまつぶしに最適なので、他アーティストもどんどんやってほしい。
本番中のエフェクトも含めて担当は「しくみデザイン」という会社。そういや博多駅で類似品を観たなと思ったら、やっぱり同社の仕事だった。
というわけで定刻プラス6分くらいで開演。
00. Piece Electro〜Watch the Music〜SE
Watch の前の曲、帰宅後確認したらこれだった。純然たる先生名義のソロアルバム曲とは意外だが、制作時期が近接してるので違和感ゼロ。
SE とともに20年分の新旧映像が次々と流れ、そしてメンバーが1人ずつ字幕とともに登場。
01. PUSH YOUR BACK
歌い出しと同時に最上段に YU-KI 登場。序盤の衣装はみんな基本的に黒ベースで、一部シルバーの装飾が照明を浴びてきらきら。重低音が猛烈な音圧だったがこれはいつもかな?
02. masquerade
03. 寒い夜だから…
ここ2曲は短縮版(2番省略)。前者はアルバムバージョンかな。これに限ったことではないが、シングル曲の背景に発売当時の PV が流れるのもまた趣深い。
04. Overnight Sensation 〜時代はあなたに委ねてる〜
サビの4拍子目でみんなで「ほぅ!」ってやるのがいかにもライブやね。それ以外の部分でも「12年で?(1回!)」とか「全てを東京に(←原詞「あなたに」)」等掛け合い多し。
05. Destiny to love
短縮版ではあったが、これ聴けたらいいなーと思ってたのでこっそり歓喜。
06. FUNKY M
ここでダンサー組衣装チェンジ。男4人(サポさん込)で EXILE ばりのぐるぐるとか、地味にかなりうまいキッズダンサーの皆様とかで賑やかなステージ。
07. Love&Peace Forever
今度の衣装はピンク水色黄色とカラフルな感じ。終盤にはみんなでピースしたりと和気あいあい。
08. Happening Here
ライブでは間奏を多めに作ってダンスの見せ所を作る、と以前どっかで読んだが、まさにその通りの展開。
* MC.
5人それぞれ順番にソロトーク。YU-KI は話す予定の内容を度忘れしてしまっていたがそれも御愛嬌。
ここでしか言われないから、と「かわいい」コールに喜ぶ ETSU。
CHIHARU は場内年齢層アンケート(他でもやったそうで)。10代ちらほら、20代ぼちぼち。50代以上がいたのも驚いたけど、30代が圧倒多数すぎて噴いた。まあそりゃそうなるか。
このパートの衣装はカラフルといったが、SAM は自分だけ「砂色」だったことが若干気になる模様。あと各地で小出しにしていたファンとの交流ネタをいくつか抜粋し、今日のが一番おもしろかったと KOO に太鼓判を押されていた。
その後、次曲の振り付け講座。wow に合わせて3本指、yeah に合わせて2本指、そしてステージから読める向きで T・R・F の手文字。2階の関係者御一行様(avex 副社長・千葉氏含む)にもしっかりやらせていた。
09. ShowTime (4Executive Seats)
10. EVERYDAY
新曲をまとめて。地味に手が忙しいので手文字が間に合うか軽く心配だったが、やってみたら意外とできるもんやね。
11. LEGEND OF WIND
KOO がギター弾けるとは知らなかった。
12. Impression of TRF (DJ KOO solo)
かろうじて序盤で聴き取れたが、ほとんど原曲をとどめていないカオス。つまみ操作が基本なのは誰かさんの影響だろうか。
13. ENGAGED
14. JOY
やや長めのふんわりワンピに着替えた YU-KI ひとりで、しっとりと2曲。こうしてボーカルのはっきりとした曲を聴くと、声の衰えてなさがわかるね。
15. Feel The Century
曲前にスクリーン映像2枚を交えた小芝居あり。障害物はあらかじめ避けておきましょう。
そのあとダンサー総勢5人で映像とのシンクロをこれでもかと連発。映像では観たことあったけど、現場で実際に観ると改めて実に見事だった。これはすごい。
16. BRAND NEW TOMMOROW
ちょっと短縮されてたかな。この辺りからの衣装はカジュアル系。
17. CRAZY GONNA CRAZY
サビで左右に大きく手を振るのがお約束になっている曲はいくつかあったが、これが代表格かな。
18. EZ DO DANCE
まあこの曲やらないわけがないよね。うん。一般ダンサーさんも大量に出てきて壮観。
19. Where to begin
アップテンポな曲では唯一先生以外のものがこれだった。いやでも確かに盛り上がりポイント多いわ。
20. Because of U
本編ラストにこれを持ってきたのは「みんながいたから」というメッセージなんだろうな。
* Encore *
アンコールの掛け声も T・R・F でやる作法があるようだ。
21. SEE THE SKY〜Silver and Gold dance〜GOING 2 DANCE
ほぼ1番だけを少しずつつないだメドレー。冒頭で全員マイク持ってたからコーラスグループのようだった。あと終盤のラップパートで TK Rave Factory ってちゃんと言ってたのが懐かしさ満点。
22. BOY MEETS GIRL
ある意味一番客席がすごかった曲。なんとスクリーンにフルコーラス歌詞を投影、みんなで歌ってねという煽り通りに大合唱。もはやこれは公式カラオケ大会。周囲の会話等から察するに、そもそもこれを楽しみに来ている人が一定数いるようだ。
23. survival dAnce ~no no cry more~
銀テープが宙に舞う。いやもうなんつーかこの流れは鉄板すぎてずるいわ。
24. WORLD GROOVE
そしてとどめのこれ。ここまでの盛り上がりを踏まえて聴くとまさに不動のエンディングテーマ感全開。やっぱりどのアーティストでもそういう曲はあるもんやなと。
5人が前列に並び、サポートダンサーさんの紹介も終わったところで、KOO が気になることを言い出す。TRF にとって欠かせない、今日のライブを1曲目から見守ってくれていた人がいます。
まさか。いや最終日だし東京だから来てても何ら不思議はないが、もしや。
「小室哲哉さんです!」
ぎゃー!! そのまさかきたー!! 場内騒然。下手から現れた先生は大きな花束を YU-KI に手渡す。
日本で最初に「モチベーション」という歌詞を使ったのが TRF で、今日もそれをモニターで観てて、その言葉をずっとキープしてくれてありがとう。
てな感じのコメントだったかな。Overnight のことですね。きっと初期は無茶振りもしただろうけど、自分のイニシャルを冠したグループが20年継続していることへの、先生なりのお礼だったんだろうなと。
KOO は笑顔で「日本のダンスミュージックといえばやっぱり TK でしょ!」と断言していた。
6人で手をつないで最後にお辞儀。先生が去った後、エンドロールには20周年の感謝の気持ちをこめていろんな人の名前を入れたと言い残して5人も退場。せっかくなので改めて最後まで観てみたら、ダンサーやトリビュート等で関わった人々の羅列の末尾。
trf produced by 小室哲哉
小文字表記は先生プロデュースの証だもんね。居残った観客から一斉に拍手がわいた。
ベストアルバムさながらの構成。それでも要所に「今年の新曲」を持ってくることで、前向きな姿勢を感じたひととき。身体的にはもうオルスタは無理かなと思うくらい疲れたが、精神的には大いに充実の2時間半ちょいであった。次に行く機会ができたら最軽量装備で臨みたいところだ。
Comments
初日に行ったんだけど、Destiny to love聞けてよかったのには同感
あれが出た時点で来た甲斐はあったですよ。
短かったのは惜しいけど、1曲でも多く出そうとして短縮バージョン多数になったんだろうなと
公開から30日以上経過した記事のコメントは締め切っております。あしからず。