シーサイドで行こう (1) めざせ八景

いわゆる連休進行に突入しておりまして、地味にやることが多い。でもずっと作業漬けだと煮詰まるので、ちょっとくらい息抜きに出かけられるといいんだけどなぁ。
さて今回は4月第1週末、お買い物ついでのぶらり旅のお話。どっちがついでなんだか。

やってきたのは新杉田。京浜東北線の改札を出て、本日メインで使う交通手段へと向かう。

天窓を取り入れた構内は明るく、ホームまでの動線はまっすぐ。

というわけでシーサイドラインである。確か正式名称としては先頭に「金沢」がついたと思うのだが、公式サイトでは目立たぬ所にしか書いてない。ロゴにも入ってないし、キャッチーさを優先した結果徐々に取れていったのか。

何はともあれ、最初の目的は例によって全線制覇。早速乗車すると、頭上の自社広告もやけにフレンドリー。会社自ら撮影地ガイドっすか。

新交通系でよくある風景「海に近い地区なので工場多数」は、やはりここでも健在。車中から駅の時刻表を観たら、平日朝がものすごく手厚かった。通勤需要は地味に高いのだろう。

日曜ということもあり、八景島では多くの家族連れが下車。休日の動向は鳥浜とここで8割近い印象だった。しかし、シーパラ最寄り駅となっているが、最寄りにしてはちと遠くないかね。

我々はそのまま乗り続ける。シーパラ手前くらいから、次第に車窓に占める海の割合が増えてきた。

野島公園という駅を出たら次は終点。入り江を渡りきってそのまま海岸線をゆく。

海中にぽつんと浮かぶ小さな社が見えてきたところで、30分少々の旅は終了。

金沢八景到着。1面1線という、新交通にしてはものすごく小さな駅。だが、それには理由がある。

八景というと京急の駅もあるわけだが、駅舎はちょっと離れている。今の駅舎はあくまでも仮駅。

それをもうちょっと近くに寄せる工事が近年ようやく認可されたらしく、この誰が観てもいかにも延ばす気満々の「路盤」が役に立つ日も近いとのこと。

奥の空き地の向こうが京急の線路。駅舎予定地と思われる一帯で、工事の準備が進んでいる。

おぼろげな記憶だが、学生時代に京急経由でシーパラへ行ったことがあるはずなので、その時はここを歩いて乗り換えたのだろう。延伸が終われば、本来の便利さを取り戻して使い勝手も向上することになるね。
余談だが、こういうのを観るとどーしても小倉のモノレールを思い出す。やっぱり他線との接続は最初からとっておくに限るな。うん。

Like
Share

公開から30日以上経過した記事のコメントは締め切っております。あしからず。