相応の対価が必要な話
10 Dec 2012
タイトルだけ観るとどっかの錬金術師っぽいが、仕事道具の世界においても結構至言だったりするもので。今日はそんな道具を新しく手に入れた件について。
11月上旬、仕事のしすぎで腱鞘炎になったのは既報の通り。あれこれ考えるまでもなく、パソコン用じゃない机と椅子が元凶、という結論に至った。そこで、去る先月17日。撮影に向かない雨天をいいことに都内ショールームを2人で梯子して、2軒目であっさり決定。お届け日は1週間以上後とのことで、遠足明けの平日を指定。そして当日。仕事してたらきたー!
観る人が観れば一瞬でおわかりかと。
えぇ、かの有名なアーロンチェアでございます。
背面に燦然と輝くハーマンミラーのロゴ。Wikipedia 読んだら「ネットバブルの象徴」とか書いてあって噴いたが、まさにそれ。青山勤務時代にはいろんなところで見かけたものだ(遠い目)。
まあ皆様ご想像の通り、高いっす。70-200 F4 よりちょっと上くらい。そこでレンズを基準にするのもどうかと思うが、買った後に旦那さんと話してて「レンズと比べるとそう法外な値段でもないよね」的な若干間違った結論に達しかけたのは事実。
で。肝心の使い心地をレポるため報告が遅れたわけだが。
ショールームで話聴いて一番おぉっと思った機能「前傾チルト」。前傾ったって別にどこぞの3列席みたいになるわけじゃなく、作業に適した姿勢がとりやすい。ただずっと前傾のままだと疲れてくるので、気分によってノーマルモードに戻すと、実際の角度以上にくつろいでいる感を味わえる。
他にもポスチャーフィットが効いてるのか腰痛の出やすい時期でもあまりつらくないとか、リクライニングの硬さ調整が無段階でできて好みが作りやすいとか、まあさすが高機能チェアだけはある。
これで従来以上にバリバリ仕事ができるね! よーし次の遠征費稼ぐぞー。そこかい。
なお、椅子に合わせるため机も天板を活かして改造、元々机を買った IKEA で別シリーズの脚を買ってきてねじこむ作戦をとった。椅子買った新宿の大塚家具で「よろしければ机も当店で」て言われたけど、それはさすがにお財布が。ごめんなさい。
ただ担当さんのアドバイスは非常にわかりやすく、こちらの希望が超はっきりしてたこともあって的確なおすすめをしてもらったと思う。大昔に有明行ったときは最初から名前書かされたりして敷居が高かった印象しかないが、今回はそんなこともなく快適な検討&購入タイムであった。
余談だが、大塚で実際座ってみた椅子の中に、E6 のデザインやった人の作品もあったよ。スポーツカーのシートみたいな外見で納得。
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