Review – TRF : TRF 20th Anniversary COMPLETE SINGLE BEST / 2012.11.21

先生の新曲を知らず買った Lif-e-Motions から6年超、真逆の理由(先生の新曲があるから)で今度はベスト。という経緯なので、カテゴリはいつものように先生関連ということで。
ナタリーのインタビュー企画を全部読んで、今だからこそのぶっちゃけ等に笑いつつ、これはいろんな意味で買うべきやなと判断。メンバーの皆様には20周年祝い、先生には誕生日もあるけど(実際の購入日は12月初旬)、いろいろありつつ「T」の文字の本来の意味の持ち主として今も交流があることを喜ぶ気持ちもこめて。

・CD
今回の目玉、新曲 EVERYDAY。確実に音は最近の先生デフォなエッジの効いた感覚。なのにどこか柔らかさを覚えるのは、詞がタイトル1語を除いてオール日本語なせいか。それとも炸裂する先生コーラスの効果か。それにしてもこのサビ頭のインパクトは耳持ってかれるね。
ちなみに、We are all BLOOMIN’ も先生だったことを今回初めて知った。どころか、実は今回初めて聴いた。なんとなくぐろーぶに近いね。ただアレンジは広がり感あってなかなか心地よかった。

他の既発シングルについては今更感想も何なんで省略するが、改めて通して聴いてみると、100%先生な作品とそうでなくなって以降のものが、まったく違和感なく並んでる。そういう意味では、プロデュース抜ける前にグループとしての個性はできあがっていたんやねと、以前思ったことを再確認。

・DVD
CD サイドがシングル網羅ということもあってか、選曲が普通ベストに入れないようなもの続出で結構お得感。リアルタイムで散々聴いた Feel the Century、Let it go!、WORLD GROOVE(←未だにトップクラスで名曲認定)、そして THIS IS THE JOY 辺りは懐かしすぎて泣けた。逆に発表当時ピンと来なかった One Nation(06年の先生曲)に盛り上がれたのはステージの力か時間の経過か。
そもそもここは踊る絵があってなんぼ的なところも大きいし、全員に見せ場がある DVD をつけたのは正しいと思う。もしまだ買ってない人がいたら絶対 DVD 付きを買うべき。
しかし、99年のアレはコントか。コントなのか。わろてもうたやんけ。

・総評
5年くらい前に大半無くしてしまったオリジナルアルバムを買い戻したくなる、という副次効果が出ております。アルバム曲にも傑作が大量にあることはもうわかっているので。ただそうなると10枚越えるから一気には無理か。
つーか最盛期に何故単独ライブに行かなかったのか不思議で仕方ない。もったいないことをした。ということで今度のツアーが気になる。

Like
Share

公開から30日以上経過した記事のコメントは締め切っております。あしからず。