カメラ夫婦の会 (1) 佳き日の車

最近の技術も多少は使えるようになっておかんとな、ってことでここ数日研究してたら、下書きストックが切れてるのを忘れてた。えぇ、実は通常更新の毎度の長文は事前の下書きによって成り立っております。毎日1時間確実に使えればそんなことしなくていいのだが。うーむ。
こほん。ではここから話を6月第1週に戻して、非鉄中心の散策話。

旦那さんのお友達・A 氏とその奥様・Y さん。おふたりともカメラ使い。以前からこのご夫妻と「今度カメラ持って鎌倉行こうぜ」的な話がずーっと実現の機会を窺われ続けていたが、この日ようやく実現にこぎつけた。

というわけで鎌倉といったら鶴岡八幡宮である。とりあえず他を回ってからおまいりするか検討ねー、などと会話していたら、前方にあるものを発見してしまった。

何かというと、こちら。

人力車に乗った和装のカップル。どう観ても新郎新婦です。若宮大路の緑連なる道沿いを、赤い和傘さして通行。しかも新郎は明らかに欧米のお方。いろいろ目立つ。
ってそんなん、一眼レフを手にした4人衆(うちら)が撮らないわけがない。段葛から植え込み越しに、時には先回りして撮ってると、当然御本人にも筒抜けなわけで、笑顔で手を振る新郎さん。新婦さんは控えめに照れ笑い。

多分披露宴までまとめて請け負っているのだろう、プロのカメラマンさんたちもあれこれ撮っている。お仕事を邪魔しない程度に。それにつけても、町並みとのマッチングが半端ない。さすが鎌倉。

このあと神社で挙式なのだろう、御両人はここで下車していた。
実を言うと当日は仏滅だったのだが、まぁ今時は関係ないのかもしれん。お寺やなくて神社やし。片方外人さんやし。ぶっちゃけ大安以外に挙げると安いだろうし。

と、そんなめでたい光景はさておき、我々は鳥居地点で右折。

土地柄、寺社仏閣の類がちょいちょいある。ただ主要な道は車が多くて歩きづらいので、徐々に細い道へと分け入っていく。

くねる川にかかる橋を渡って、住居が続く路地へ。しかし今度は抜け道を使う車が結構来るので、油断禁物。

この頃の鎌倉では、紫陽花はようやく咲き始めたかなといったところ。

道を1本入ると途端に緑の占める割合が増えたりする。ここを抜けたら、最初の目的地はもうすぐ。

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