サイコロは投げられた (3) 大熊猫の聖地

住宅設備の定期点検みたいなやつがありまして、前回どう対応したのか記憶がないけど今年も順番が回ってきた。さらっと調査してもらってはい終了。それはともかく、点検屋さんのロゴを眺めつつ「あのフレーズ」が脳裏をぐるぐる。
さて9月の白浜、ある意味2日めからが本番だよ。

朝食後、お宿をチェックアウトして、すぐそこのバス停から一般路線バスに乗り込む。我々は着席できたものの、進むほどに乗客数はふくれ上がる。前日のバスはもっととんでもなかったし、この沿線はキャパの増減が極端なようで。

自家用車の列を横目に、バスは開園時刻の10時ほぼぴったりに終点到着。って駐車場広っ!

というわけで。白浜まで来てココをスルーするわけもなく、やってまいりましたアドベンチャーワールド。入場券はそこそこのお値段(おとな 4,800 円)。事前購入やら何やらあるんだが、特にオプションを申し込むつもりもないんで普通に券売機を使う。

でだ。正直言ってこんなに晴れる想定はなかった。日除け装備が皆無のため、とりあえず売店に駆け込んでサファリツアー仕様のハットを購入。

売店棟を含む大きなアーケード状のエントランス。中央の小さな水場で泳ぐペンギンを経由して、園内メインエリアへ。

だいぶ前に運営会社が変わったんだっけか。現地訪問歴がない自分の記憶は、ロゴが古かった学生時代の CM で止まっている。

ふれあいコーナー的な区画を過ぎると、その先にアレが待つ。

アレとは言うまでもなく、同園どころか白浜町の看板役者といってもおそらく過言ではないアレ。

パンダでございます。
園内には2つのパンダ棟があり、入口からほど近い「パンダラブ」と、やや奥まった「ブリーディングセンター」に分かれてそれぞれ数頭ずつが暮らしている。

まずは前者にて行列の一部となる。案内によると朝一番がもっとも並ぶとのことだが、思いのほか列の進みはよく、じわりじわりと前進。結果、10分ほどでパンダが撮れる位置までたどりついた。これは土曜だからであって、日曜だともっと並ぶんかね。

この日の出勤(?)は4頭中2頭。おやすみ中、16年生まれの「結浜」と、

お食事中、20年生まれの「楓浜」。てか2年弱でこんな大きくなるんかい!

この勢いで、もうひとつのパンダ区画を先に攻略することにした。

だってパンダが目的ですから。ごろん。

ここは動物園であり水族館であり、また遊園地でもある。遊具エリアを全力でスルーする大人2名。

ブリーディングセンターはサファリの手前にある。

パンダに関する詳しい説明なども掲示されている中、窓辺にまっしぐら。おもてに出ていた2頭、いずれもバリバリ笹を食ってる最中。

肝っ玉母ちゃん「良浜」に、

パンダ界のビッグダディ「永明」。お噂はかねがねお聞きしておりましたが、ようやく本物とご対面できた。

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