しあわせを運ぶ港都 (6) 造形のたのしみ
18 Jul 2010
絶好の撮影日和の中、終日またーりと自宅で転がっていましたがなにか。1日暑い中で営業(撮影的な意味で)すると翌日こうなることが最近多い気がする。うーむ。
神戸の海辺散策はぼちぼち終盤。
真下から見上げると、鼓のような形状がより強調される。真っ青な空に赤の柱がやたらと映える。
画面の中央に置かないと、まっすぐ撮れない。でも真ん中ばかりも芸がない。しばし構図に悩む。結局、少し離れてきちんと撮った。
かもめりあ、という判りやすく海を連想するターミナルはガラス張り。
だから見事な鏡。ウォーターフロントを気楽に満喫する自分たちの姿を記録に残す。
さっきタワーの上から見かけた遊覧船の前で、係員が大声で呼び込みをしている。それを横目に少し歩くと、また別の船が来た。
こちらはファンタジーという名前。てか、本当に船多いな。
気がつけば、メリケンパークからハーバーランドに足を踏み入れていた。多分来たことはあるのだが、ほとんど記憶がないから気分は至って新鮮。
モザイクのデッキへと続く、緩やかな坂道。なにやら人が多い。
わたしの出身大学の、軽音の人たちが集まって演奏していた。音はともかく、そのブルーシートがちょっと惜しいな。
一旦屋内を通り、海沿いのルートへ抜ける道を進む。
わたしたちも、こんなふうに見えているのだろうか。そんなことをふと思いつつ、オープンカフェでティータイム。
ひと息つくと、空は早くも夕方の風情へと向かい始めていた。
きっと夜になると更に人が増えるのだろうね、と話しながら、ぶらり歩いて神戸駅方面をめざすことにした。
暑いから屋内を行こう。阪急方向に進むと、そこは吹き抜け。
あぁ、神戸っぽい。ポーアイも六アイもだいたいこんな感じやし。でも、みなとみらいにも似てるね。神戸と横浜は色々まぎらわしい。
降りようとしたエスカレーターの曲線に、思わず目を引かれたり。
キャナルガーデンを突き当たりまで進むと、大きなオブジェが現れた。
時折響く、柔らかでどこかファンタジックな金属音。遥か頭上や、子供の目線の高さ、あちこちを行き交う鉄球がからくりと坂道で運ばれ、羽根を回し音を奏でる。そうか、これはゴールのないピタゴラ装置のようなもんやね。
彼氏さんも興味深そうに、しばし球の行方を見守っていた。
Comments
けいおん!!
ティータイム!
ピタゴラスイッチ♪
と何処かのテーマ曲が聞こえてきそうな装置でしたね。ちょっと大掛かりで音も派手でしたが・・・。
しかしブルーシートは惜しいw とはいえ大きな敷物だとこれかゴザしかない訳で。自然に反するかのような水色が良く無いですよね。
>ごとくん
まぁ実際現地で「軽音楽部」の4文字を観た瞬間それを連想しましたわw
Wisteriaさん、こんにちはです。
あの手の物を観ると全部ピタゴラ装置に見えますw 鉄筋と銅鑼(?)の音が吹き抜けに反響していましたね。
海と空がいい青なだけに、ブルーシートの人工的な色はだいぶ残念な感じでした^_^;
この建物の中にあるSマップに冷やかしに行くことが、神戸に出てきたときの恒例行事となりつつあります(笑)
改めて、神戸の風景が美しいことを認識しました。
こんばんはです。
そうそう、Sマップありますね。家電屋さんは、うかつに近寄ると物欲的な意味で危険なので控えめにしていますw
近場なせいか意外と目にしていなかった「絵に描いたような神戸」もいいものですね^_^
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