続・あじさいに電車 (3) 黄昏時に見得

最近ちょっと時間に余裕があるので、たまには新しめの技術も勉強しなきゃねーといろいろ調べてはみるが、古い技術と内容が微妙にかぶっていて混乱する場面も多々。でもこういう努力を怠ると後々困るから、やるときゃしっかりやらんとねー。
なわけで2週連続箱根通いの巻は今回でラスト。

さらに下って塔ノ沢。ここで、当人たちには失礼だが非常にネタな現場に遭遇する。

おもしろポーズをとっているのは、我々と一緒に降りたカップルの女子。右側に見切れている男子が撮られている時もまた別のおもしろポーズを複数回決めていたので、遠巻きに眺めて楽しんでいた。ああやって観ると、似た者どうしがくっつくのが一番しあわせなのだろうな、と他人事のように言ってみる。
一方、こちらの夫婦(つまり我々ですね)は揃ってトンネル覗き。

ここも節電なのかどうかは不明だが、トンネル内の照明が一部消灯された状態。仕方がないので電車の灯りだけでなんとかする。窓が緑の光を放っているのは、青信号の投影かな。

上の電車を逃すと20分も開くことが判明したので、さくっと乗り込む。こうして湯本に帰還。だが、そのまままっすぐ帰るのはもったいない。

いつの間にか、駅から南西に伸びるデッキができていた。今春のことだったようだ。県の資料を観て、わざわざ改札を2階へ移した理由にようやく合点が行った。狙い通り、国道を安全に渡れて渋滞も減れば万々歳やね。
と、そんなデッキから我々の乗った電車にカメラを向ける人が複数いたので、それなりに撮れるのではないかと思って実地に来てみた次第。

駅すぐの 80‰ 坂の途中に、わずかながら紫陽花が見える。

それと絡めようとがんばってみるのだが、如何せん手前の桜の枝が邪魔すぎる。

うーんうーん。来年以降来た時は手入れされてるといいねぇ。

あ、そういえば。夜のあじさい号ってもうすぐじゃなかったっけ。さっき指定券売ってたし。

待つことしばし、対向列車到着を待って発車。席はきっちり埋まっている模様。

ファインダー越しに後ろ姿を追っていたら、坂の途中で停車。イベント列車なので花の前で停まるサービスがあるらしい。車内で一斉に撮影しまくる乗客の皆様を想像しつつ、そろそろ撤収。

この時間に小田原方向からやってくる人は少なく、構内はだいぶ落ち着いていた。

2週続けて同じ撮影地に通うなんて超久々だったが、時間をかけた分だけ楽しむことはできたんじゃないかなと。

最後にちゃっかり LSE を撮るだけ撮って、安い方の電車で帰った。

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