祭りと平穏の節目 (7) 京都でいと・2

連休あっという間やったなー。明日からはまた真面目に仕事だよ。その前にきちんと疲れをとらねば。てことで、本日も引き続き3月関西のはんなり話を。

河原町通を越えて、先斗町へ足を踏み入れる。

旦那さんとおつきあいを始めて最初のデートも京都だった。この近辺でなるべく財布にきつくないお店に入ったのは覚えているが、それがどこだったかは曖昧になってしまった。まあとにかく思い出の界隈。

場所柄、着物の女性を見かけることが多い。

路地をのぞきこめば、そこにもまたそれぞれ違った味わいがあるのがいいところ。

たまにはこういった感じで和洋混ぜた感じの空間もあったり。表を変えず中身を新しくしながら、この街は長らえているのだろう。

祇園四条を通過し、花見小路へ。

風格のある佇まいの建物ばかりで、どちらに注目したらいいのやら。

料亭というと、料金の目安がさっぱりわからないことが多い。最低価格のヒントだけでも掲げてあると、なんとなく落ち着く。自分の財布に合わない価格帯だったとしても、それが事前に判るかどうかは結構大きいもので。

散策が主目的なので入るわけではないが、眺めて歩くのは楽しい。

…おや? どっかでこんな顔文字を観たような気がするぞ。一度そう認識するともうそれにしか見えない。

西の日暮れは案外遅い。それでも、徐々に提灯の灯りが存在感を出しかけていた。

こちらにも和服姿の女性が。どうやら、目指すところは同じようだ。

もう少ししたら18時。なんだかんだで、ちょうどいい頃合になった。このまま歩いて会場へ向かうとしよう。

余談だが、我々が祇園付近を散歩した1ヶ月後にとんでもない事故が起きた。そう遠くない時期に足を運んだ地域でなにか起きるのは、自分に無関係だったとしてもあまり気分のいいものではないな。

Like
Share

公開から30日以上経過した記事のコメントは締め切っております。あしからず。