サイコロは投げられた (2) 海岸線の湯宿

毎年のようにふるさと納税でいただいている五島うどん。しかし同梱のつゆがいつも先になくなってしまうため、とうとう「つゆだけ」を自腹通販することに。先日無事に受け取った。これで秋冬シーズンもうどん食べ放題っすよ。
さて引き続き9月の突発白浜旅から。

何はともあれ、本日のお宿に到着。チェックインにはそれなりの時間を要したものの、無事にお部屋へ。

ふむ。広すぎず狭すぎず、当家にはほどよい感じ。和室ベースに低床ベッド置くスタイル、最近多いよね。直近だと竹田もそうやし天草も近いものがある。

オーシャンビューは翌朝のお天気いいバージョンで置いときますね。なるべく海に近いって観点で選んだ面もあるんで。

という今回のお宿、「浜千鳥の湯 海舟」さん。

和モダン感あるし入口もこんなんやけど、早い話が「高級ラインのドーミーイン」。正月の箱根くらいでしか CM を見かけない共立リゾートのブランドだった。

キャパはぼちぼちあるようで、ざっと100室以上。そりゃチェックインかかるわ。

あとチェックアウト後に気づいてんけど、15年に当時の総理が泊まってた。つまり安倍さんである。

話を初日に戻すと、とにかくお天気が残念やったんで館内を堪能していた。
風呂の写真は当然ないのだが、大浴場では塩気のある透明なお湯にたっぷり浸かる。客室数多い割には大混雑するでもなく、時間帯によっては貸切状態も。あくまで金曜だからであって、土曜ならこうはいかんな。

ひと風呂終えて夕飯までの待機中、ちまちま探検。フロント前で靴を下駄箱にしまうスタイルのため、館内全般畳敷き。

客室前の廊下もやっぱり畳。なんならエレベーターの中も畳。備え付けの足袋状靴下などで楽に過ごせる。

こちらはラウンジ(ごく一部)。ここにみんな座って待つくらいには時間を要するチェックイン。待ってる間ドリンク無料なあたりにドーミーっぽさを感じる。

このラウンジで、夕飯まで待ちきれない人用に「おしのぎ」なる軽食も提供される(夕方限定)。これは練り物とわらび餅。

わかっちゃいたけど、どう考えても自家用車アクセスが利便性高し。駐車場たっぷりあるし。当家もサイコロでさえなければ車で来るロケーション。

ではごはんレビューをざっくりと。

夕飯は和風コース。これでもスタンダードの少なめプランのはずだが、結果まじで満腹。前菜に「芋・蛸・南瓜」が忍ばせてあって思わずほくそ笑む(当時絶賛再放送中だったアレ)。

さすがにこんだけ海近いと魚は新鮮やし、お肉もおいしゅうございました。

朝食も我々にはちと多いものの、各品ちょっとずつで食べやすい。
ただ1点、きわめて残念だったのがオペレーションの手際の悪さ。特に夕食、ドリンク忘れられかけたり同じ品2回出されかけたり。客数に対してスタッフ数のバランスがよろしくないのかもしれんね。滞在型のお宿で行くなら、もうちっとがんばってほしいところ。

ちなみに、白浜駅到着時の「行程に影響」とは、このお宿を含む温泉旅館組合が出しているシャトルバスのこと。

窓口に並んでいる間に「満席」が告げられ、予備案としてメモっておいた一般路線バスを利用することとなった。いやどう観てもまだ空いてますけども、このご時世だし定員を相当間引いているのであろう。

路線バスもこれはこれでいくつもの旅館を経由してるし、本数も多いんで(いうても1時間に3本程度)結果的にはこっちの方が使いやすいともいう。

Like
Share

公開から30日以上経過した記事のコメントは締め切っております。あしからず。