欧羅巴幻想曲 II ヴェネツィア、水の都 (7) Campo San Luca, Campo Manin

今週前半までに、ふるさと納税のお礼でいただいた品をすべて受領。一部はすでに夕飯として食べつつある。が、指定した品の中に「どう考えても酒のつまみ」枠がひとつ。旦那さんがまたしばらく変則勤務だから、ゆっくりできる週末に使うとしよう。
さてヴェネツィア初日、お宿を出て散策開始。

本格的に歩き回る前に、ひとつやっておくべきことがある。そのミッションを達成するため、最初の目的地を決めて進む。

路地を北にちょっと行くと、お宿から一番近いと思われる小さな広場 Campo San Luca に出る。名の元となった教会は微妙に離れているけど、とりあえず近くにあればいいのだろう。ここは何度も通ることになる。
この広場に面して H&M がある。プラハで暑すぎて困ったり、ブダペストでその教訓を生かして服を買い足したりした経験を踏まえて、ここのも覚えておこう。幸いにしてお世話にならずに済んだのは、今回の備えがよかったということで。

路地をくねくね進んでいったら、間違えて別の広場に出てしまった。

ここは Campo Manin。今めざしている場所へは、道ひとつずれていて行くことができない。ただ、サンマルコ地区西部へ向かうのにはちょうどいいコースであり、これまた何度も通ることになる。

名前の由来はズバリ Manin さん。説明書きがいまいち見当たらなかったが(あったところで読めるとは言っていない)、どうやら地元の政治家の方だったようで。
ちなみに Campo はどうもヴェネツィア固有の呼び方らしい。つまり方言っすね。

でだ。Manin さんのとこの橋より、ひとつ北にある橋はどこにある。建物を回り込んで探すと、

もしかしてアレか。あのほっそい路地。ここはもはや広場ですらない、単なる「建物間のちょっとした空き地」のようだが、その片隅に抜け道のようなものが。そしてその先にちらり覗いているのは確かに、我々が探していたものだった。それは他でもない、庶民の旅行に頼れる強い味方。

あるんですよスーパーが。いや、ヴェネツィア本島内のスーパーは他にいくつかあるけど、この立地の知る人ぞ知る感はすごい。
Punto Simply さん。間口こそ狭めに見えるものの、入ってみると想像より広い。本来は地元民向けなのだろう、店内オールイタリア語。観光感ほとんどなし。でも目的の品と値段さえわかれば、あとはお会計で Buon giorno と Grazie さえ言っとけば大丈夫。
てことで、炭酸抜きの水をゲット。なんといっても魅力はそのお値段。750ml がなんと 0.54€(※2019年6月現在)。驚きの安さ。わざわざ来る価値は十二分にある。

買いたいものも手に入ったことだし、では改めて出発。

スーパー前の水路に、ちょうどゴンドラがまとまってやってきた。乗っている客はとにかくアジア系が多い。かなりの割合で中国か日本なんだろうな。ツアーで固まって動いてるっぽいし。

船とともに流れていくカンツォーネ。ボーカルとかアコーディオンとかは別料金です。てか、あの細い船の上で立ったまま歌うのって大変そう。

じゃ、ちょっと橋の方まで行ってみますかね。路地に並ぶ住宅の扉、なぜ取っ手が中央にあるのか、理由はよくわからないまま。

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