欧羅巴交響曲 I プラハの夏 (26) Malostranská : 2

体調に余裕がないと心の余裕もなくなるもんで。平時より応答が悪くなったり、うまい解決策をその場で出せなかったり、普段通りのスペックがなかなか出せず。ほんとはムラなく動けるのが理想なんだけど、難しいねぇ。
まあそれはさておき、引き続きプラハ城下町ぶらぶら。

変わった線路をひとしきり鑑賞したところで、次の目的地へ移動。

さっきの家をくぐるトンネルは、厳密に言うと電車用・クルマ用・人用の3本に分かれている。電車専用トンネルのはしっこ歩いてる人も複数いたけどね。

角を曲がって少し行ったら、唐突に現れる教会。

小規模ながらもしっかりした装飾に、信心の強さを感じたり。

突き当たりを東へ行くとカレル橋になるが、渡る道を逸れて北側の路地へ向かう。

川の西岸に近い、一見なにげないふつうの通り沿いに、珍しいモノがある。

Nejužší pražská ulička と呼ばれている場所。えっ、意味がわからん? そうですね。直訳すると「プラハで最も狭い道」。家と家の隙間にしか見えんかもしれませんが、こう見えても道なんですわ。

この狭さをどう表現しようか考えていると、奥からおにいさんが歩いてきた。背が高くて肩幅もちゃんとある方だが、まあだいぶカツカツである。途中でのすれ違いは限りなく厳しい。そりゃ信号もつくわ。
そもそもこちらの道、正確には奥の店へ行くための通路らしく、店の開店時間にならないと門が開かない。てのを前日知って、日を改めて昼前に出直してきた次第。ちなみに開店は11時半だったよ。

と、そんな珍物件を経て、また北上。

そろそろあちこちの飲食店がランチモードに入ってくる頃合い。

平穏な街の片隅には、たまにパトカーも停まっている。そこでシュコダ車なのはやっぱり国産だからか。

数分歩けば、すでに前日から複数回お世話になっている「まろ」に着く。

公園を挟んで東側には、パステルカラーのかわいい建物が綺麗に整列している。一部はホテルとして営業している模様。

西へ向かう道は、そのまま道なりに行けばスタバ前の広場に続く。そんな交差点に、なにやら目立つモノの姿が。

おや? 平日なのにレトロ電車が来たよ。なんだろう。

昨日乗ったり撮ったりした車両とはまた違う単車。その目的は不明だったが、貸切に出したりちょいちょい動かして動態保存の状態を確認したり、いろいろあるんやろな。

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