なるとの芸術鑑賞記 (3) 財産を残す館

ホームセンターへ出かけたところ、いつも潤沢に並べてある定番商品の棚が綺麗にからっぽ。これはおかしいと店員さんに尋ねると、バックヤードから出してきてくれた。製品リニューアルで入れ替えの狭間だったようだ。お店での疑問は素直に尋ねましょう。
さて先月のおでかけ、鳴門で他にも用事があるのです。

うずしおの駐車場を出て、ちょっとだけ車を動かす。目と鼻の先にある別の駐車場は、この日もうひとつのメインイベントに据えたスポットのために設けられたもの。すぐに無料のシャトルバスが出て、エントランスまで運んでくれた。

ここは大塚国際美術館。大塚というのは、ポカリやカロリーメイトでおなじみのあの製薬会社を含むグループ。実はこの鳴門が同社発祥の地でありまして、恩返し的な意味で作ったものらしい。

最大の特徴は、収蔵作品すべてが「陶板製」なこと。グループ会社の製陶技術を使い、原寸大の陶板で絵画を複製。日本トップクラスの規模を誇る館内に、ひたすら著名な作品が並ぶ。なんせ広大すぎて、公式にすら「普通に回ると4時間」と言われるレベル。実際当家も館内昼食込みで4時間半を要したので、だいたい合ってる。
モノが陶板だからか、フラッシュなしなら館内撮影も可能。あれこれたっぷり撮ってきた話は次回以降として、展示品以外のものをまとめて。

ダヴィンチ最後の晩餐を立体化、だけならともかく、まさかの顔ハメ機能つき(一部の顔が開閉式)。

フェルメールの間違い探し。めっちゃ小さい差異もあって意外と難易度高め。

ボッティチェッリ風ガーデン。「春」の女神がさりげなく手でハート作ってるのがポイント。本来は自撮りスポットであり、当家も前の人のシャッターを押してあげるなどしたのだが、ここで自分たちを入れないのは仕様です。

ゴッホのひまわり推し。

そして花びら1枚で1人座れるほどの巨大ひまわりソファ。といった具合で「映え重視」地点がゾーンごとに設置されている。

途中階の中庭にはこんな場所も。

モネの睡蓮に囲まれた屋外広場。

壁の外側はリアル睡蓮の池になっており、ちょうどいい具合に花も咲いていた(もちろん季節による)。

さらに池の外側を含む周囲が、カフェレストランの客席。鳴門の海辺にはお食事処が少ないため、当館での鑑賞を決めると同時にランチのお店も館内に決定した。丼にマスタードがたっぷりかかってて、旦那さんのカレーと交換してもらったのは秘密。

余談だがマスコットキャラがかわいい。「ペガっち」というらしい。

ひとしきり見終わると、最後に行き着くのが庭園。

長丁場を抜けた人々が思い思いに休憩する場所でもある。

我々も持参のお茶でひと息。聞きしに勝る「知ってるやつばかり」で、謎のおなかいっぱい感が得られた。

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