古都の秋みつけた (3) 味わう市

まっくの寿命が刻々と迫っているのは以前から承知なのだが、現 OS でバージョン上限の Safari がついに Twitter のサポートから外れ、モバイル版にリダイレクトされるように。来年早々には買いたいと思います。はい。
なわけで先月下旬の京都散歩ラスト。

三十三間堂の近くに、なにやら名店っぽい雰囲気を濃厚に醸す甘味処がある。

「七條甘春堂」さん。「七條」がつかない会社もあってややこしいが、元をたどれば江戸末期であることに変わりはないっぽい。手前が販売、そして奥には「且坐喫茶」つまりイートイン。ちょうど小腹もすいてきたので、ここらで昼食がわりに和菓子などいただきましょう。

わたしは白玉ぜんざい、旦那さんはくずきり。いずれも抹茶つき。
いやー、しっかり甘いのにしつこくない絶妙なお加減。たまらん。そして付け合わせの塩昆布がちょうどよすぎ。ごはんとしてのランチ並みのお値段ではあるが、そのくらいの価値はあるんでないかと。
散策して身体があったまっていたこともあり、テラス席で快適に過ごせたのもよかった。

せっかくなんでおみやげもゲット。栗と柿。

落ち着いたところで、再び京阪で七条から四条へ。

鴨川等間隔の法則は今日も健在。

一方、久々に歩いた四条通りは見違えていた。歩道をガツンと拡幅、車道を片側1車線化したとは聴いていたが、確かに歩道が超広い。バス待ち客がたっぷり溜まってても快適に進める。ただ渋滞はひどそうなんで、車の流量をどうにかした方がええんやろなぁ。
通り沿いの和小物屋さんにふらりと入り、薄手マフラーとして使えそうな手ぬぐいをお買い上げ。もう寒くなっちゃったので、出番は春かな。

北に曲がって新京極へ入る。

ぴかぴかの京都より、昭和感残る京都のほうがちょっと落ち着くのは、自分が昭和民だからか。

そしてビルに刺さってることで有名な錦天満宮の鳥居。何度観ても見事な刺さりっぷり。タモリの番組で取り上げられて、さらに知名度も増したのではなかろうか。

四条散歩の目的はこの鳥居の背後、錦市場。ここも久々。

日常の買い物ができる場所でありながらも、すっかり観光名所として定着したようだ。店頭の案内文には外国語もちらほら。数ブロック分を往復した結果、八百屋で金時人参と海老芋をお買い上げ。
こうしてなんだかんだでたっぷり買って、河原町から塩小路へ抜けるバス、さらに新快速へと乗り継いで帰宅。おやつに和菓子、夕飯は京野菜コンビを煮物にしておいしくいただきました。

そうそう。錦市場から引き上げる際に通った、新京極と四条河原町交差点の間がえらいことに。

なんすかこの SOU・SOU 村は。周囲もオサレ和小物店がごろごろ。おもてから見えにくいところで、ちゃっかりいまどき風に進化している京都であった。

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