隠遁の里は緑ざかり (1) 遥かの道程

連休前に作ったマスク、出来はとってもいいのだが、布がしっかりしすぎてて暑い。そこで、こないだ梅田で仕入れてきた薄めの布地を使って真夏向けのを新たに作ることにした。明日からまたミシンの出番だ。これで少しは快適になるといいなぁ。
さて今回は6月後半、まとまったボリュームでは久々に最近のお話。

春頃の危機的状況から、世間が徐々に落ち着きを取り戻しつつあった。衛生面に気を遣いながら日常と経済を回す方法を、みんなで模索する日々。そんな中、当家でもついに「生活必需品購入以外での越境」を解禁。

といってもまずは隣接府県からね。1月以来となる京都。
新しい生活とやらを提唱しつつ、交通局はある意味平常運転。数年かけて(公式によれば 2013 年にはすでに存在していた模様)地道に浸透を図った甲斐はあったようで、キャッチフレーズのセルフパロディもこなす余裕。

そんな地下鉄に終点まで揺られて、国際会館。

案内に従って出口へ進んだら、ずいぶんと離れたところに出た。他のバスのりばが集められたロータリーと異なり、道路をはさんだ地点にぽつんと設けられたバス停で、しばし待機。

これから乗るのは京都バス。もとは嵐電と同じ京福の系列であったことを今回調べて知る。

市バスもちらほら。

折り返し始発となるバスに乗り込み、さらに揺られること30分。

走っている間に景色は大きく変わり、降りたターミナルからちょっと歩けば澄んだ清流。

しとしと時期の象徴あじさいも、今日は梅雨の晴れ間にカラリと。

こう見えて京都市内。いくら戦後の合併まで郡部だったとはいえ、政令指定都市とは思えないのどかな景色が広がる。まあそれ言っちゃうと鞍馬も同じ左京区なわけだが。

農家をつなぐ細道沿いに、濃い色が時折飛び込んでくる。

一面のしそ畑。しそ産地であることは、まもなく納得に至る。

山裾らしき背の高い木が迫ってきたら、最初の目的地はもうすぐ。

なわけで、ここは大原。公共アクセス手段はバスのみ。何かのついででは時間が足りぬと、昨年の令和スタンプラリーでも訪問断念した、京都の名所でも敷居がちょっと高めのエリアである。

起点となるバスターミナルから、著名スポットいずれも 1km 少々。観ての通り、先に向かったのは寂光院。

そのすぐ近くに、しそ畑の答え合わせがあった。しば漬け発祥の地。同様に発祥とされる大原女(おはらめ)とともに、由来についてこのあと納得することになる。

Like
Share