国からもらった10万円をさっさと使った話。

今年も半分終わってしまった。世界レベルで極めてアレな感じに推移した上半期を経て、油断できない感じの兆候もあり、まだまだどうなることやら。そんな中、特別定額給付金なる臨時収入が政府からやってきたわけで。幸いにしてうちは比較的さっさと給付された方の自治体だったんで、どんな感じで対応したかを記録しておくとしよう。

まず前提として、当家にてコロナによる経済的ダメージはないに等しい。本来テレワーク可能なはずの旦那さんは出社必須案件の真っ只中にあったが、裏を返せば給料が減ることもなく。今年の海外旅行は早々にあきらめたため、夏のボーナスも大半が貯金口座行きの見込み。つまり、ありがたいことにお金には困っていない。
そこで今般の10万円である。と、いうことは。長期の自粛で萎縮した経済を回すべく、なるべく早く大盤振る舞いして社会へ還元するのが、当家における正しい使い方なのではなかろうか。

当家居住地では、連休明けにオンライン申請が始まった。マイナンバーカードは以前から2人とも所有。作成時に渡された「各種パスワードの控え」が大いに役立つ。あとは IC カード読み取り対応の iPhone を使い、20分ちょいで送信完了。入力フォームが急ごしらえ感まるだしで、つい開発者の苦労を慮る職業病が出たのはおいといて。
待つこと3週間。給付金同様ただでもらえる布マスクと一緒に、給付決定通知書が到着。届いたその日がまさに給付日だった。口座の残高を確認した上で、自分の分を使ってポチっとな。そして数日後。

こうなった。PowerShot G7 X Mark III。

3年前に買った G9 X Mark II、画質はともかく AF 性能が若干あやしい難点があり、置き換えを検討していた。それを踏まえてこのたび世代交代。実は10万円枠から数百円オーバーしてるんだが(ヨド通販価格)、ポイント還元で吸収したものとする。

6月に入ってから、様子を伺いつつじわじわと外出範囲を広げつつある。そこで新機材の使い心地テスト。写真のために出かけるのも久々だ。

近場の公園にも行きやすくなったし。

梅田にも行ってみた。AF がへんなところへ合わせに行く現象は出にくくなったようだ。

せっかくなので特急の標本採集に努める。

とりわけ、北寄りのホームにやってくるディーゼル特急は、駅の構造もあっていい音を堪能できる。

音に着目したのは、真の目的が静止画ではなく動画だったから。ただし、本機は動画設定にひとつ落とし穴があり、意図したように撮れていなかったことがわかるのは帰宅後のこと。

なお、給付金本来の定義「1人ずつに10万円」を尊重し、使途は各自で決定。旦那さんもハードウェアを置き換えた。

パソコンのモニタ(4K 対応)。めっちゃ広い。HD 動画がちっちゃく感じる。給付金確定前にフライングでコレが到着し、このひろびろ画面を目の当たりにした結果、「4K 動画が撮れる機材」としてカメラが求められた側面もあるとかなんとか。

しかし、ここで話は前述の「設定の落とし穴」に戻る。動画の画質設定を選択する際、本体のモード切り替えスイッチをあらかじめ「動画専用(ビデオカメラのマーク)」にしておかないと、選択肢に 4K が表示されない。もちろん撮影時もそのモードでなければ 4K 録画はされない。もしかしてキヤノンさん、このモデルで 4K はあまり撮ってほしくないのか。
いずれにせよ、使い勝手が向上したことは確かなんで、どんどん使っていきますわ。

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