La vista nostalgica ’03 (4) Firenze: Piazzale Michelangelo
4 Jun 2020
お手製布マスク、6月から夏らしい柄も実戦投入したので、1人あたり10枚以上で余裕持って回している。が、繰り返し使えばいずれボロくなるだろうと、今のうちに素材を追加仕入れ。どの店も4月より発送対応が早くなった。梅雨入りしたらまた作るか。
さて引き続き大昔のイタリア、この回もわりと平和に。
4日め。原則として終日フリータイムながら、午後はオプショナルツアーへ参加希望を出している。好き勝手に歩くのは午前勝負。お宿から都心への送迎バスは、途中でちょっと寄り道。
市内を横断するアルノ川を挟み、旧市街の対岸に位置するミケランジェロ広場。広場そのものが、ちょっとした高台に位置している。つまり展望台ですね。
確かに、旧市街の赤屋根が広がる街並みを俯瞰するにはうってつけのベストスポット。
大聖堂やヴェッキオ橋など名所も含めて、広い範囲を一望できる。天気を気にしたら負け。
ツアーで経由しなかった場合は歩いて来ることも検討していたから、寄り道してくれて助かった。ただし、混雑緩和のため駐車制限が厳しく、大型バスは20分停車が上限と定められていた。いい眺めもほどほどに、車内へ戻る。
駅付近でバスを降り、ここからは自由行動。昨日行けなかった方面へ向かう。
まずは、美術館から見下ろしただけで終わっていたヴェッキオ橋を歩いて渡る。リアルト橋をなだらかにしたような構造。片側だけ2層構造となっているのは、川の両岸にある宮殿間を貴族が行き交うための通路として造られた部分。
橋から少し行くとピッティ宮殿。入場料が結構するんで、とりあえず外観だけ拝んでおく。
ガイドブックによると、宮殿の南側に庭園があるらしい。道なりに進み、Porta Romana という門をくぐって折り返す。しかし庭園には定休日があり、毎月第1と最終の月曜が休み。この日は最終月曜だった。
とりあえず付近の小さな公園で、しばし休憩してから旧市街方向へ戻る。
川の南側を自力で歩いたのは初めて。観光地というより、生活の場に近い雰囲気が漂っていた。
翌日はまた別の都市へ向かうから、フィレンツェみやげは今のうちに買っておこう。旧市街付近を歩いて物色。有名ブランドが並ぶ界隈を全スルー、ヴェネツィア同様に小物をちょっと仕入れて終わる。というより、月曜定休の店舗が結構あるようだ。土日で稼ぐ観光地ゆえの傾向だろうか。
オプショナルツアーへの集合までに、昼食を済ませておく必要がある。そこまで空腹が募ったわけでもなかったので、大聖堂付近のカフェテリアに立ち寄ってプレートランチをいただき、ついでに大聖堂内部をおかわり。
前日は暗くてよく見えなかった、クーポラの天井画が圧巻。フレスコ画による「最後の審判」。
柱の装飾などは比較的シンプルながら、格調高さのある美しいデザイン。時間に追われずじっくり観る機会を、改めて作ったのは正解だった。
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