黄金の樹の下で (1) 街道に集う

どうも今年は大物とか有名な人の訃報が多いような気がする。芸能界のみならず、料理界とか趣味界とかその他諸々。まあもしかすると、身内が2人亡くなったこともあって例年以上に意識してるだけなのかもしれんが、毎年こんなにおくやみニュースありましたっけね。はて。
さてここからは秋景色シリーズ第2弾、今度は11月第4週の都内のお話。

土曜日。昼前に家を出て、向かった先は毎年秋に賑わう著名スポット。

当家としてはなんと4年ぶりになる神宮外苑の銀杏。しかも前回訪問は夜。昼間来たのはこれが初めてである。陽光の下での黄色を存分に楽しむとしよう。

といっても個体差が大きく、全体の見頃には1週間早かったかもしれない。樹によってはグラデーション状態。ま、それもまた季節の移ろいを示す一面。

週末ということもあり、同じことを考えた人は老若男女国内海外を問わず多数。異国の言葉が時折飛び交い、バスツアーらしき人々も歩く。

大半がカメラ(スマホ含む)を手に歩いている中、スケッチ派も結構おられるようで。これを庭園とか寺社仏閣でやって迷惑かける輩よりはよいかと思うが、コーンよりこちら側は車道。くれぐれも車にはお気をつけて。

都心で交通至便、さらに快晴ともなれば、格好のデートコースでもある。手をつないで歩くのもいいけど、なんだかんだで写欲が勝るカメラ使い2名。

前述の通り、車道を挟んで両岸にずらりと銀杏が並ぶのが外苑の最大の特徴。

ラグビー場へと続く横道の入口には、ひときわ高く鮮やかな大木。あとで足元に行ってみよう。

木々を眺めながらのランチやカフェは大人気。人気すぎて到底入れそうにないので、我々は持参のホットティーなど飲みつつの散策。

幹と枝を額縁に、逆光に透ける葉を観るのも楽しい。

つきあたりで折り返し、西サイドを南下していく。

ぶっちゃけここは路駐がすごく多い。お高そうな車もちらほら。我々が観ている前でまさに何台かが駐車違反をつけられていたのはさておき、車体に映る銀杏もまたナイス。

とりわけ目を引いたのは真っ赤な車。黄色と赤のコントラストは実に見事。

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