彩色するEXPO (3) 昼いこい
13 Dec 2018
駅前がどうも賑やかだなぁと思ったら、募金をお願いする人たちの呼びかけ声だった。歳末たすけあいって毎年恒例のアレっすね。助け合いはもちろんいいことだが、まずは自分の家計を助けるというか守るというか節約というか、それもまた大事なわけで。
さて引き続き万博公園ぶらぶらの巻。
あー、確かにこれはヨーロッパによくある系の公園っぽい雰囲気が出てる。プラーター大通りのライト版。公園の公式サイトで写真映えに言及するだけのことはある。
丈夫で鮮やかな葉は、ひらひら落ちたところを拾ってみれば人間の顔ほどもある大きさ。順光逆光どちらを観ても美しい。西へと向かう車窓(?)からも素敵な景色が見えていることだろう。
そのまま西大路のさらに先、中央の池に沿うようにどんどん東へ進む。
さっきお昼をとった広場の反対側を通過。これだけの広さがあるので、みんな思い思いに過ごしていてもまったく邪魔にならない。大阪ではやや貴重な「とにかく広い場所」。
余談だが、最近のシャボン玉はお子様でも簡単に大量に吹ける構造になっているらしいことを昼食時に知った。ストローの先端にいいものが付いているのか、それとも液に秘密があるのか、いとも簡単に玉の隊列を量産していた。アレが自分のちっちゃい頃にあったら無限に吹けたな。
これは湿地かな。40年前に人の手で仕込まれた「自然」だとわかっていても、それにしてもよくできたもんだ。
ピクニックの場は広場に限ったことではなく、木立の合間にちょっとした空間があればだいたいそこには人がいて、くつろいだり遊んだり。ゆるっと過ごしていれば制限事項の少ない、大規模な公園らしい風景。
日本庭園へと北上する道の途中で、思わぬ足止め。大道芸人さんの猛アピールにあい、「これだけ」と言ってからが長い戦法にまんまとひっかかった結果、終演までおつきあい。同様の人がそれなりの数いたってことは、客引きスキルの一種か。
そして庭園入口前にも別の足止め要因が。
おや綺麗なバラ風呂(もちろん実際は水)。今年もやっぱりバラが咲いていた。
相変わらず品種には詳しくないけど、高貴な名を持つ花を見かけるとなんだかそう見えてくる不思議。
一部は花盛りを過ぎたものもありつつ、逆に今がちょうど見頃らしきものも少なくなく。
ビロードのような独特の質感に、これぞ絵に描いたようなバラだと勝手に感心したりもする。
バラといえば梅雨前のイメージが強かったけど、去年同様に開花ってことはこれが平常運転なのか。
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