彩色するEXPO (2) 紅もみじ

今日ね、コンビニ行ったんですよ。そしたら運動部っぽい高校生が大挙して来てて、平日だから店員も少なくてレジ全然進まないっていう。あきらめて帰ってお茶飲んでたら、やや早で直帰の旦那さんがみたらし買ってた。災い転じて福と為すってか。
さて引き続き万博公園の紅葉狩りから。

ソラードから降りられる道の一部は、倒木かなにかのため封鎖されていた。ここにも台風の影響が。普通に通れる方へ進み、塔へは向かわずに紅葉渓へ。

やはり昨年の同時期よりやや遅れているようだが、それなりに色づいてる箇所があるので行ってみよう。

数の限られたベンチは、もみじランチする人で概ね埋まっている。先に食べといて正解。小道を歩いているうちにちょうど1ヶ所空いたので、お茶を飲みつつ鑑賞会。

それにしても改めて、天気に恵まれてよかった。去年は晴れたり曇ったりのまだら模様で、雲の切れ間を待ったりあきらめたりもしばしばだったが、今日はほぼ晴れ。毎週末必ず晴れるとは限らないから(結果的に紅葉シーズン中の週末は晴れが多かったけど)、この日に観に行こうという勢いも大事なのだ。

大いに陽の光を浴びては透過する頭上の葉。

すでに燃えるような赤さを放つ木あれば、ゆるやかにモード切り替えの最中でオレンジがかった木もあり。進み具合はそれぞれ。

もみじが並ぶ水辺の対岸はまた別の木々が囲む。日陰の濃い緑が、照らされて輝く葉を引き立てる。

その明るい色合いは水面にも彩りを添える。

紅葉渓から抜ける道の一部も、これまた台風の余波で通行止め。よくも悪くも植物は自然に翻弄されがち。通れるところを通って、また周回ルートへの復帰をめざす。

ところどころ、赤以外の秋色もちりばめられた園内。先にシーズンを終えたいちょうも一役買っている。

所変われば木も変わる。ビオトープ付近の木はラクウショウといって北米原産のものらしい。落ちた時の葉のまとまりが羽っぽいのが和名の由来。言われてみれば確かに羽っぽさあるな。

メタセコイアより赤っぽく色づくのが特徴らしく、木によっては一足早く夕焼けのような美しい色合いを見せてくれるものも。

陽の当たりどころをどう取り込むか、自分の目の中でクローズアップされたものをどうまとめるか。自然物の写真は難しい。

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