OtiS IV

10月中旬の海外(当家が行くような方面)って実は天気があまりよろしくない。ということに数年かけて気づいたため、昨年あたりからこの記念日当日はおうちディナーが主流。ま、後夜祭(?)でちょっとおでかけ予定はあったりするんすけどね。
さて引き続き彼岸の京都、続いては和の空間へ。

次の目的地、といっても、おそらくトンネルからたいして進まないうちにもう「域内」には入っていたであろう。数分ほどでわかりやすい門の前に出た。

「大本山南禅寺」。なんの大本山かと思ったら臨済宗の一派だった。あとで調べたところ、禅寺としては国内最高格とされる、とのこと。
人力車や大型バスの姿もあり、観光名所のひとつであることはいうまでもないが、自分はこれが初訪問。清水寺よりよっぽど駅近アクセス良好なんだけど、最寄駅が地下鉄1択ってところが若干のハードルの高さか。

あちらに立派な門が構えている。まずあれを観に行こう。

周辺の木々は少しずつ季節を進めていた。紅葉ピークの頃にはさらに賑わっていることだろう。秋の京都なんぞ人大杉で近寄りがたいことこの上ないが、景色が素晴らしいことには違いないし。

境内のほぼ中央に位置する、三門。江戸初期に再建された重要文化財で、正式にはこれが正門扱いになるっぽい。

その高さ22m。もはやちょっとしたビルである。写真ではなかなかスケール感をお伝えしにくいものがあるんだけど、石段の下から仰いでも実に堂々とした佇まい。禅宗においては、このような圧倒されんばかりの質感を持つ建築がよくみられるようだ。

くぐる部分だけでも天井まで相当あること、おわかりいただけるだろうか。さすが知恩院と並ぶ日本三大門(例によって3つめは諸説あり)。

でだ。この三門、中に入ることができる。500円お納めして、昭和民家の比ではないめっちゃ急な階段をガンガン登って楼上へ。

四方にぐるりと回廊が設けられており、もはやちょっとした展望台。あ、ただしここお寺なんで境内全般的に飲食はご遠慮のほど。

敷地内の緑が特に豊かな西側。季節によって異なる表情を見せてくれることだろう。遥か奥には京都の市街地を望む。

東に目を転じれば、明治再建の法堂(いわゆる本堂)など境内の施設が控える。すぐ後ろに山が迫るこの立地は東山ならでは。
なんでも、ここからの眺めは歌舞伎の名台詞にもなったとかなんとか。それもなんだかうなずける、広々と爽快な眺めであった。

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