湘南春うらら (1) 座禅する巨像
27 May 2014
ご近所さんの賑やかな会話などが筒抜けになると「あー気温上がってきたなー」と思う。かく言う自宅も、今日みたいに天気のいい日は換気のために窓全開にすることが増えてるし、お互いさまやね。
さてここからは、なんか随分前の話になってしまったが4月中旬の近場スポットを軽く散策した話。
鎌倉から江ノ電にちょっとだけ乗り、特に多くの人が一斉に降りる長谷で下車。そのまま人混みに流されるように歩くことしばし。
こちらのお寺に到着。寺社仏閣見物も趣味のひとつではあるが、この日の目的はどっちかというと特定の1点物に絞られている。
まあとにかく入ってみましょう。お、見えてきた。
入場料を払って角を曲がると、並木の向こうに現れたのは静かに座禅を組む姿。
どーん。というわけで本日最初の目的は鎌倉大仏。
全国津々浦々を旅する中で、ふと「日本三大○○」をどのくらい制覇したかという話になった。高岡大仏を訪問した際、あぁここは日本三大仏(自称)なのか、と。他はどうだっけと振り返ったところ、鎌倉大仏はわたしだけ未経験なことに気づいたので、近くだし行ってみようとなった次第。なお、奈良大仏も先日改めて行ったので制覇完了ということになる。自称三大は他にもあるらしいが、きりがないからまあいっか。
大仏の周囲は1周できるくらいの広さがあるので、ぐるっと回ってみる。
「大」の字がつくだけのことはあって、確かに大きい。地面から 2m 前後と、他の2大仏と比べるとかなり低いところにあるので、大きさを実感しやすいというか、人との比較もしやすい。
驚いたのは背中に窓が仕込まれていることだった。
大仏周辺まで入場するための拝観料とは別にオプションで小額払うと、像の内部「胎内」に入れるらしい。ということはアレは明かり取りか。きっと中に入るとそれはそれでまた違うビジョンを体感できるのだろうが、そういうのはもっと信仰心の厚い方々におまかせするとしよう。
というわけで最初の目的を無事クリア。とにかく長谷ではいつもいつも大量に人が降りるなとは思っていたが、国宝ともなればそりゃ訪れる人も多いというもので。
では駅まで戻って、いつもの沿線活動と行きますかね。
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