実録・おひとり様物語 秋分編 (5) スローライフばんざい

えーと、今回の宿→ハセベ町屋イン。さすが07年オープンだけあって綺麗。寝るだけなら全然問題なし。しかし、携帯電波が致命的に弱いのはなんとかならんのか。2階だったからかな。一生懸命窓に向けてようやくいける感じ。微妙だ。ま、安かったからいっか。
さて、最終日のまとめですよ。やっとここまで来た。いやもう今回濃すぎて久々にぐったり。映画レビューとかできるんだろうか。

朝の軽食をとるつもりで、一応7時半に鳴る各種めざまし。が、あまりの眠さとだるさに二度寝決定。結局起きたのは9時過ぎ。さすがにスケジュール詰め過ぎだったのだろうか。
身支度して一瞬ネットチェックしたら、もう時間だ。さくっと出発。

こんな時のために、駅前の店を記憶していた自分を褒めておこう。地下鉄入口近所のミスド。よし、そこで朝食だ。好きなドーナツトップ2に、カフェオレ添えて。栄養ないって言うな。
しかし、前夜着いた時から感じていたが、町屋って規模と雰囲気が千葉北西部の地方都市に近いな。以前住んでいた町が脳裏をよぎった。その印象が無意識的にシャッターを押させたのかも。

家賃相場を尋ねた時の、とーるくんと会長の証言の共通点「城北は安い」というのも納得だ。城東より水没しにくかったりするのだろうか、と、先日ちらりと観た TV の水害予想マップを思い出す。あとは治安とか利便性を考えないとな。

西日暮里から再び山手線へ。途中で追い越された特急ウィークエンドあかぎって何だろうと思いつつ池袋にさしかかった頃、ゆかりんからメールが入った。そのまま恵比寿経由で中目黒へ向かう。
頭の中で、例の山手線の歌がずーっと流れている。恵比寿までの駅数をその歌でカウントする始末。

目的は、マンションの一室で行われていた小さなフェア。
ゆかりんの御用達ブランドがあるらしい。ここで期せずして、苗場用の服を仕入れることに。ヒロすぎるシャツもネタとしては最高なのだが、選んだものが赤の薔薇入りというのはいかにも大ちゃん的だ。うん。
ついでに同じく苗場用の部屋着も少々。初日からの節約分をここへ総動員する格好になった。

その後、会報をゆっくり読めて食事もだらだらもできる場所へ移動。そう、またしてもパセラ。渋谷店は初めて来た。勿論此処も DVD 等完備なのだが、ラインインがままならないのでマイクに iPod イヤホンを当てるという荒技が披露された。
軽食をとりつつ、2時間程だらだら。てか、パセラを貸部屋扱いするのはデフォなのか。つくづく便利だ。

そんなこんなで新宿ホームで解散。
そこから本当は東京駅行って待合室で更新下書きでもしようかと思ったのだが、気づいた時には浜松町。寝ていたようだ。あーいいや1周寝ちゃえ。今更寝る目的で山手線使うことになるとは思わなかったが、これ究極の節約か?
はい、新宿帰還。すっかり休日定番の小田急へ移動、当然選ぶはロマンスカー。余裕あったので乗り場でぼけーっとしていたら、はこねとさがみ、旧車両2種類観れて得した気分。


さすがに1号車は取れなかったが、隣が空席で下書きもさくさく進んだ。1周睡眠で少し脳がすっきりしたのかも。

そして横浜拠点の最寄り駅に着いたとき、ふとひとつの可能性が頭をかすめた。時間割を確認。…いける!
このハードな3日の最後に、よく寝ずに映画を見る余力が残っていたものだ。それにさすが郊外、上映開始10分前にもかかわらず良席が空いているのはありがたい。後列中央で悠々鑑賞。

現実に帰る前に、同じ建物にあるワイアードキッチンで晩餐して、長く濃い連休は終わった。

今回もたくさんの人に会えた。ひとりが空けた大きな穴を人海戦術で埋めているだけかもしれないが、そうだとしても、それだけの数の人がいてくれることに感謝したい。むしろ最近、いろんな時間の過ごし方をできること自体がなんだか楽しい。
今年もあと4分の1。まだまだ懸念点はあるけれど、乗り切る力をわたしは皆に分けてもらっているのだろう、きっと。その力、活かさなきゃね。

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