OtiS IV

カーペットを衣替えしたい時期でもあり、久方ぶりにフローリングのワックスがけ。といってもいつものように「クイックルワイパーの要領でワックスがしみたシートを使用」方式なんでらくらく。床がきれいになると気分もすっきりするね。
さて彼岸の京都散歩、引き続き南禅寺境内からお送りしております。

めっちゃ急な階段をそろりそろりと降り、門の下でちょっと涼んでから散策再開。

門から法堂へとまっすぐ続く石畳。思ってたより断然強い日差しの中、ときどき木陰がありがたい。

つきあたりを右へ、ゆるやかな階段をさらに進む。

すると、少し奥へ行ったところで、ここまでの境内の風景からすると圧倒的に異色の「建造物」が姿を現す。

すごいよね。普通に考えて寺の境内に煉瓦造りの橋があるとは思わないもん。
これは水路閣といって、その名がほぼズバリ示すように水路として作られた橋。疏水の本筋は蹴上から北西へと続くが、北東へ分岐した先のルート(疏水分線)がまさにここを通っている。つまりこれも疏水の一部。もちろん近代化産業遺産に含まれる。

できた当初は寺の境内にふさわしくないとの声もあったというけど、そこはさすが京都というかなんというか、新し物好きが見物にわんさかやってきたという話もあったり。まあなんだ、これだけ時間が経ってしまえば歴史の一部だ。

せっかくなので、実際に水が通っている部分も観に行ってみた。

全長 100m 近くになるアーチ橋の両端では、水路面と地面が同じくらいの高さになっている。西側は工事中で入れないため、東側で確認。うむ、確かに水路っすね。

カーブした奥にはトンネルがあり、そこから先はさらに北へ、やがては大きく回り込んで街の中へと流れていく疏水。これだけの工事をやってのける土木技術が明治時代に確立していたとは、改めて感心するばかり。

境内の他の景色同様、季節に応じて草木の彩りは変わる。

たまたま彼岸の頃に来たから言うわけじゃないが、レンガの赤褐色と紅葉前の木々の緑はコントラストが美しく、とても爽やかな気分で歩くことができた。

なお余談だが、ここでびっくりするほど見かけたのが「映え写真スポット」として使う人の姿。橋の真下に入ると、奥まで延々と煉瓦アーチの連なる構造を鑑賞できる。ここで自撮りする人の多いこと多いこと。いや当家もちょっと撮りましたけど、スクエア比率でデコるようなことはしませんので。はい。

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