欧羅巴円舞曲 I ブダペストの空 (31) Városliget

これまでに縁のあった都道府県はいくつもあるが、じゃあ甲子園どこ応援するかと問われると特に思い入れはないんだよな。とりあえず居住中なんで大阪にしとくか。しかしこのとんでも暑さの中で野球、大変やろなー。どっちかっつーと観客が。
さて欧州旅4日め、電車集めの合間にちょっと観光。

ながーい Urbos に再び乗り込み、しばらく行って Kacsóh Pongrác út という電停で下車。

おやおや、小学生らしき御一行様も一緒に降りてきたぞ。そして我々が電停から目的地に向かうルートをぴったり付いてきて、交差点で信号待ち。回り込まれてしまった。ま、子供は元気が一番。

彼らは動物園などがある方へ向かっていった。
ハンガリーは夏休みが長い。6月中旬から8月下旬まで2ヶ月半もあり、その間はサマースクールに参加するなどして過ごすらしい。通学需要がなくなるから、ガンガン使うはずの電車が運休になったのも夏のせいだ。この国に限らずヨーロッパでは一般的に夏休みが長そうなので、次に旅するとしたら6月上旬以前か9月以降にしようと思った当家であった。

ここは市民公園。動物園以外にも、サーカス・美術館・博物館などが緑地に点在している。
そして園内を抜ける通りの北側に、著名な観光スポットが。いかにも写真を撮りたくなる系の建物なんだが、一眼レフのお持ち込みが難しいと想定した場所なので、実際利用する前に外観だけ記録に来た次第。それがこちらです。

立派やねぇ。宮殿か何かのようだ。
温泉としてはヨーロッパ最大の規模を誇るセーチェニ温泉。橋と広場に続いてこれまた Széchenyi さんの名が付いている。

最初にお湯が出たのは19世紀に遡り、その後20世紀初頭に施設が作られはじめ、増改築を経て今に至る。

渡航前にいろいろ調べて、温泉へ持っていくものは最小限にとどめるべきという結論に至った。詳細は温泉利用時の話をするときに改めて書くが、主に荷物の防犯上の観点からのこと。よって、この日は昼過ぎまでひとしきり市内を巡った後、お宿に戻って入浴用の荷物に作り変えて再び来る計画を立ててある。
てことで、またあとでねー。

なお最寄り駅は地下鉄 M1 となっております。本当にすぐそこ。

公園内を軽く散歩しながら、地下鉄の1駅先にある場所へと向かう。

大きな池にかかる橋の向こうに見えてきたのは英雄広場。建国 1000 年記念で作られたもので、記念碑や英雄の像が並び、国の歴史を物語る偉大な空間である。英雄とされているのは、歴代の王様や独立戦争の功労者のみなさん。国会広場の Kossuth さんも加わっているそうだ。世界遺産にもしっかり登録されている。

…のだ、が。ちょっと待て。なんか不穏な気配がするぞ。まさか。

広場全体立入禁止になっとるやんけー! おいおい。なんでや。
よくよく広場内部を観察すると、いかにも仮設感漂う座席にトイレ、そしてステージ照明のようなもの。もしかして夏休みだからってイベント会場になっとるんかね。そりゃ「広い場所」としてはお誂え向きなんだろうけど、うーん。

しゃーないんで、聖イシュトヴァーンさん(下列右端)たちの後ろ姿だけ拝んでおいた。

少なくともこの10日以内にダンスショーやらオペラやらが上演されたことは把握。きっと休みの間は頻繁にこんな感じで使われ、そして海外からの観光客はあてが外れてがっかりするのだろう。ぜんぶ夏のせいだ。

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