神様と歩くみやこ路 (3) 天頂への試練

数年履いたジーンズがすり切れてきたので新調したよ。2本セットならもっとお得とか書いてあったけど、そんな餌には釣られ…てないよ。いやほんとに。
秋の京都の話、伏見の巻はぼちぼち終盤。

木漏れ日が鳥居を照らし、なおいっそう神々しさを増す山道。

しかし、さっきから基本的にずっと登山なので、なんかもうへろへろ。なのは基本的にわたしだけで、旦那さんとの体力差を改めて思い知る。

そして目の前に立ちはだかる容赦ない石段。
まあその、標高200メートル超の山に登るという心構えでトレッキングシューズでも履けばよかったかなとか、要するに準備不足でもある話なので。あと単に運動不足。

写真を撮る余裕もなく、どうにかこうにか登りきると、そこには青空があった。

ここが最高峰の一ノ峯、末広大神。な、なんとかここまで来れたよー。

うむ、よくやったな。と、麓よりちょっと凝った装いの狐様は涼しいお顔。

肩の力も抜けたところで、四ツ辻まで下りる。あらこんなところに美味しそうなものが。

バニラきなこミックス。茶屋に腰を下ろしていただく。あぁ、登山の後のソフトクリームはうまい。

じゃ、下界に戻りますか。

上の方は本当に急坂やったけど、下半分も結構角度あるよねぇ。

そして再び千本鳥居へ。今度はさっきと違う方を通ろう。

奥の院をふりかえる。
一旦通り抜けた後、絵的におもしろい撮り方はできないかと、交代でお魚さんを装備。

わー。5D2 につけると 15mm が限界(ケラレるから)だが、それでもこの視界は魚眼ならでは。

こうして、予想以上にハードだった伏見詣では終了。なお、四ツ辻より先の公称「一周30分」コース、わたしの場合は50分かかったことを申し添えておきます。はい。いくら写真撮りながらでもかかりすぎやろ。

あ、どうも、こちらこそおおきに。

境内というより山中のあちこちにいた猫様に見送られて、お稲荷さんを後にした。

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