神様と歩くみやこ路 (2) 森の中の横丁

メモリーカード買ってきた。これで週末も安心。えぇ、またちょっと出かけるもので。さて伏見稲荷編の続きを。

鳥居は関西を中心に全国各地から奉納されたもので、納めた人の住所氏名が入っている。

復路、それを観ながら旦那さんが「おとうさん(うちの父)が勤めてる会社のもあるんじゃないの?」と言っていたけど、あまりの本数の多さに探すのは諦めた。実家に着いて父に聴いたら、本当にあったらしい。どこだよ。

参道の傍らからは沢の音。鳥居以外は一面の緑。昔キャンプに行った時と同じにおい。

しばらく行くと、石造りのエリアに出た。祠に手を合わせる人の姿もちらほら。

見上げたら、斜面の上の方までびっしりと、小さな鳥居と祠のセットが並んでいた。さしずめ、お稲荷さんの団地のような光景。記憶違いでなければ、確かこの近辺の看板に○○横丁って書いてあった気がする。
よく観るとそれぞれに各地の地名などが書かれている。ここに祠があることで、伏見と地元がつながって神様が行き来する、どこでもドアみたいな効用があるのかもしれないと推測。

脇の道をつきあたりまで登ると、熊鷹社が池に姿を映していた。

社に手を合わせて、さらに進む。

途中ところどころに小さな店がある。お稲荷さんできつねうどんって、そのまんまやんけ。

がんがん登り、三ツ辻を過ぎて、四ツ辻に到着。

そこそこ見晴らしのきく展望台になっており、遥か遠くを白い16両の列車が走り抜けるのも見えた。まぁさすがに観るだけで、撮れる距離じゃないんだけどね。
さて、どうします? 上まで行っちゃう?

ここまで来たら行くしかないような気がしたので、行ってみる。そこの「一周30分」って文字が若干気になるけど。

相も変わらず、樹木と鳥居しかない風景の中を進むと、また小さい祠があらわれた。

なんすかこのアクロバティックな格好は。なにか意味があるのかもしれないが、思わず噴いた。

その先にも別の祠。緑の葉の下で、狐様は黙々と持ち場を守っている。

途中のお店では野菜や果物を水冷中。うちらは晩秋に行ったからともかく、夏の需要は高そう。

御劔社にさしかかる。ご神体の石は見上げる程大きな岩だった。その岩を大勢で護る狐様たち。

と、こんな調子で進みつつ撮っていたのだが、問題はその道。既にこの時点で20分経過。どう考えても1周30分とか無理っす。が、がんばります。ぜーはー。

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