八百万の方々が護る国で (3) 由緒深き無病息災

人生初か2度めか。三社参りという目標は無事クリアできた。でもちょっと調べてみたら、この風習って九州メインの局地的なもので、全国では1社しか行かない方が多数派なんやね…。

やってきたのは広田神社。本来初詣はここ優先であるべきなんちゃうかというくらい近距離。歩くとかなり遠いけど。ともかく行ったことが一度もないので、今年はこっちにも行ってみようという話になった。それが今回、三社をめざしてみた契機だったりする。

駐車場から最短ルートで参道に入ると若干ショートカットする形になってしまったが、それはさておき。正面の門をくぐろう。

ていうか、鳥居とはちょっと違うような。

なんか普通の神社と微妙に雰囲気が異なってるような気がするけど、ともかく進もう。この先で角を曲がる。

…ん? 意外と、立派?

過去2日間にお参りしたのが、既報の通り大変わかりやすく得意分野が特化された寺社だったので、ここで初めてごくありふれたお願いをする。健康で楽しく、とかそんな感じ。
ところで、その、さっきから気になってるんですけど。

何故ここに菊の御紋が。


そういえば、えべっさんにも厄神さんと同じ酒樽が奉納されていた。ここはちょっと形式が異なるが、市内の神社にはもれなく猛虎の足跡があるのではないだろうか。
さっきの疑問の答えらしきものは、この隣にあった。

なんと。って、何故こんな一地方の神社に両陛下が?


この説明を現地でじっくり読む時間がとれなかったが、帰宅後に調べて驚愕。まさか、ここまで畏れ多い由来を持つ神社が自宅最寄りのお社だなんて思っとらんかったわ…。
そこで普通に日常的なお願いなんかしとってええんやろか自分。

しかし、いくら元日ではないといっても一応三ヶ日なのに、何故こんなに空いているんだ。もったいないにも程がある。えべっさんと違って派手さは控えめやし屋台も少ないけど、来年もこの近辺に住んでたら絶対来るべきなんじゃないのかと。
学生時代からトータルしても、市民歴7年に満たず。この土地について知らないことはまだ多い。

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