異邦人、香港を駆ける (15) 百貨商場

旦那さんが臨時休業だった本日。お天気があんまりよろしくないと聴いたので(実際ちょっと降った)屋内でのんびり過ごそうと、昼間っから近場の銭湯へ。大きな浴槽でのびのび入るのはいいね。泉質も名湯に近いって話で、あったか持続。温泉はいいぞ。
さて香港2日め、ちょっと電車を離れてぶらぶらタイム。

一旦お宿に帰投、地下のスーパーでおみやげを仕入れ。その後改めて MTR に乗り込み、初めての利用となる深水埗で下車。

ここは電気街として有名らしい。特に駅近くの黄金電脳商場はビルの2フロアにびっしりと小規模店舗が入り、PC パーツやらゲームやら秋葉もびっくりの品揃え。眺めて歩くだけでおもしろい。
実は変換プラグを買おうかと大変思い悩んだのだが、そもそも欧州仕様の電源タップがお宿の変換プラグに刺さらなかったのが発端のため、香港(英国)仕様を日本で買えばいいのでは説に落ち着く。一方の旦那さん、曲面ディスプレイの存在を知って大いに盛り上がる。日本でもふつーに売ってることは後日知ったけど、香港の方が安いね(旅費は考えない)。

周辺の店や屋台もなんとなく電脳寄り。一昔前(返還前)は旺角であやしい CD やらなんやら売ってるのが定番だったが、ソフトウェア的にあやしいものはこの20年でだいぶ駆逐されたようだ。
あと、深水埗自体がまだそこまで観光ナイズされていない模様。その分「濃ゆい香港」ぽくてこれはこれでよし。

夕飯を見据えて旺角に移動。まず女人街にて、以前から探していたものをようやくゲットする。

エコバッグである。お値段お手頃(HK$40しない程度)。いかにも香港っぽいベタベタなのがいい、という旦那さんの要望にぴったりの、香港に来たことある人なら何かしら思い当たる節がちりばめられたいかにも柄。現在、くたびれた先代と入れ替えで旦那さんの通勤バッグに収まっている。

ついでに散策。やっぱり男人街と微妙に品揃えが違うよね。

特にバッグなどの小物はポップな色合いやかわいいデザインが目立ち、女子向けの服もそこかしこに。

はっきりとはお見せできないが、キャラものの版権があやしいのはお約束です。どう観ても顔パーツのバランスが微妙なドラえもんやピカチュウなどが多数。ネタとしてはすごくおもしろい。

買いたいものも手に入ったことだし、そろそろ夕飯候補がある方向へと歩を進めつつ。

香港名物ひっくい看板群は、やっぱり九龍側の方が充実している。特に旺角はすごく多いし派手。

観ていて楽しいので、夜はあまり出さないようにするつもりだった一眼を結局ひっぱりだす。

こういう街並みに気分が高揚するのは洋の東西を問わないようで。

人波に乗って彌敦道を渡る。では、ランガムプレイスの西側にある店の様子をうかがいに行くとしよう。

Like
Share

公開から30日以上経過した記事のコメントは締め切っております。あしからず。