相模の海をつかまえて (2) 巨体は群集で
13 Dec 2014
今日は盛りだくさん。写真展のハシゴしたり、クリスマスに欲しいものをお互い買ったり、イルミネーション観たり、美味いもの食べたり。多分2番目の効果で結果的にかなり歩き回ったわ。
さて引き続きえのすい見物、目玉その1。
うわー。幅だけ観ると沖縄ほどじゃないが、高さがあるのが魅力。浅いとこによくいる魚、ちょっと深いとこを好む魚、などなどで住み分けているんだろうな。実際の海と同様に。
特に楽しみにしていたのがイワシの群舞。大集団で固まって泳ぐ様子は圧巻。
眺めていると、ばかでかい魚みたいな輪郭を形作った瞬間があった。「ぼくがめになるよ」的な。あの話とは魚の種類が違うけど、どっちにしろ大群で動くことによって全滅を防ぐ生存戦略には変わりないかと。
しばし堪能したところで、その先へ。もっと深海の底にいる生物たちのエリア。
深海なので太陽光が届かず、ろくに体色がない。目も退化していたりする。
で、彼らの生息環境にかなり忠実な暗さにしているため、写真は極めて撮りにくい。わずかな赤い光を頼りになんとかがんばってみたけど、なかなかねー。
そんな中でも注目を集めていたのが、近年著名になったダイオウグソクムシさん。
へー。確かにでかいわ。でかいダンゴムシって感じ。そもそも活発に動く時間帯は非常に限られているのだろう、我々が観ている間、特に動くことはなかった。
なお、お亡くなりになった個体が水槽外で展示してあり、おさわり自由というのでさわってみた。結構堅かった。
と、そんな感じでどんどん順路を進んでいく。やがて相模を離れ、生物の種類もバリエーションがさらに増える。
おさかなの流し撮りは何度やっても難しい。
水族館では当たり前のことだろうけど、もともとの環境をできる限り水槽内に再現しようと配慮されたものが多い。きっとリアル自然界でこんな距離でカニさんは撮れない。
こういう風景、ダイビングする人は結構観るんだろうな。我々とは程遠い世界も、ここならちょっと体験した気分になれる。
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