年またぎ西国放浪記 (9) 空中公園・1

今度は独自ドメインメールを使うことに関する脆弱性の話題が流れてきて戦慄。オンラインサービスの3〜4割はそっち使ってたんで、半日かけて総入れ替え。完璧な対策は存在しないながらも、打てる手は打っときたい。
さて年末帰省の話はようやく2日目ラスト。昨年最後の撮影はこんなものでした。

それにしても、このままでは実家到着が事前連絡しておいた予定時刻より大幅に早くなってしまう。前倒しの可否をメールで母に尋ねると、案の定買い物中だったようで1時間ほど余裕を持たせた方がよさげ。ふむ、ではちょっと寄り道でもしますか。
てことで、すんなり難波入りした我々は、駅をスルーして少しだけ南へ足を伸ばした。

おやおや、こんな都心に緑がいっぱい。憩いの場としてはいいんではないでしょうか。

ここはなんばパークスといって、南海ホークスの本拠地があった跡地にある商業施設。もうオープンしてだいぶ経つが、上層階が風変わりらしいとは耳にしており、いっぺん寄ってみようという話を少し前からしていたところだった。んで来てみたらこの通りの見事な屋上緑化。なるほどねー。しかし冬に歩くのはちと寒い。

ここの見所は屋上のみではない。

建物自体がかなり不思議な形をしている。ここで改めて地上に降りて、下から堪能するとしよう。

柱以外は直線がほとんど見当たらない形状の外壁。なんつーか、断層むきだしの崖に挟まれた谷底を歩いているような気分になってくる。一番奥はさしずめ滝か。

一方、天空にぽっかりと穴があいている箇所も。エレベーター上部には謎の球体(実際は半球)。宇宙船からハシゴでも下ろしているかのような絵。

窓が連続する壁も上下重ならない曲線を描く。巻き貝の中に入ったみたい。

と、こうしてしばらく造形の妙を楽しんではいたものの、やっぱ寒いもんは寒い。

ひとしきり満足したところで駅へと戻り、恒例のラピートで実家入り。あとは豪勢な夕食やら年越しそばやらをおいしくいただいて、2013 年最後の夜は穏やかに過ぎていった。

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