年またぎ西国放浪記 (10) 和泉浪漫・1

とりあえず先生が心配です。今年は重要な節目の年でもあるので(TM 的に)なるべく平穏無事であってほしいところだったが、まずは養生してくださいとしか。
えーと、では年末年始帰省ですがここから今年分開始。

新年。まずは雑煮とおせちをつつき、ご近所神社で初詣。両親は帰宅し、我々は次なる初詣(毎度おなじみ厄神さん)をめざす。
と、その前に。せっかく南海沿線にいるのでちょっと寄り道。以前から判っていたことだが、私鉄としては日本最古の会社ということもあり、本線を中心として古い駅舎がちらほらと点在している。それをいくつか巡っていくことにしよう。

まずやってきたのは蛸地蔵。大正末期のものらしい。
それにしても駅名としては随分インパクトのある響きだが、後で調べて由来に納得。お地蔵さんの化身が、たこと一緒に城を守ってくれたとかなんとかいう伝承があるようだ。

2面ある出入口の上部に、それがモチーフと思われる絵が描かれていた。どう観てもたこです。お寺の所蔵品とかならともかく、ステンドグラスを使っておいてここまで純和風なのもなかなかすごいものがある。ましてや建物本体や他の意匠が洋風なだけに。

余談だが、駅すぐ横の踏切にもたこがいた。どうやらインパクトとしては地蔵よりたこの方が勝っている模様。

ここから少しずつ難波方面へ進んでいく。次は以前一度行った駅へ。

今のところ構内に大きな変化はない。改めて観ると、10月に訪れた旧大社駅をちょっと思い出させる造りだ。

表玄関に出ると、ラピートが颯爽と通過していった。
浜寺公園界隈は、目下ゆっくりと進行中の高架化工事区間に含まれている。そのため駅舎周辺の建物は撤去が進み、以前よりもすっきりとして見えた。

前来たときも多少観察はしているけど、今回はスル関チケットがあるので構内にも出入り自由。もうちょっとあれこれ観ていこう。

ホーム側の1枚扉からしか入れない待合室。さほど広くはないものの、風雨を避けるには充分。

下りホームにもよく観たら待合室があった。機能と関係ない窓上まで微妙に凝っていて、駅舎本体ともデザインを合わせているのがわかる。

かつて海水浴客の多かった時代には、臨時改札もさぞ活躍したことであろう。

いずれホーム部分はまったく違う風景に変わるけど、駅舎は高架化も保存されることが決定している。よかったよかった。場所も移動せず、このままエントランスとして使うらしい。さすがに登録有形文化財の看板は強力やね。

当駅は基本的に各停しか止まらない。これを逃すと次まで長いので、ぼちぼち移動することにした。

余談だが、現状では上下線でホームがだいぶずれているので、上りホームから下り列車がとても簡単に綺麗に撮れる。さすがにこれは高架になったらそうもいかないか。

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