台湾に行きたいわん (27) 新店/多彩路線

土日とくっつかない単独の休日ということで、ちょっと梅田まで。商業施設の装飾がもうだいぶクリスマスになってるわ、福袋の予約販売も始まってるわ(ものによっては売り切れ)。って当家もおせち予約済でしたわ。今年はおうち年越しなのでね。
さて台湾5日め、ちょっと長めに移動のお時間。

勢いでバス乗ったけど、これちゃんと目的地行くんかね。ここの路線は1つしかないっぽいからたぶん大丈夫、と旦那さん。

掲示物に目を凝らすと「捷運淡水站」の文字。よし。

走ること10数分、R26 系統の電気バスは無事に駅前へ。全員降りたと思ったら折り返しの客がすぐさま乗り込み、あっという間に発車していった。まだ新しそうな車体やし、よく似たルートを経由するであろう LRT が延伸したらまた別路線で活躍しそうね。

でだ。ワーフから淡水駅まで出てきた理由は、お食事処の選択肢を求めてのこと。

捷運の駅はなかなか立派だが、駅ナカショップには飲食店あまりなさげ。

かと思えば駅前に立つ大きめの商業ビル(大都會廣場というらしい)には大量の日本資本レストラン。うん、もうちょっと長期滞在してたら日式も恋しくなろうが、今はその気分じゃないなー。

うろうろした結果、駅近くにある淡水老街廣場に面したお店で、なんやかんやありつつ昼食完了。実は広場から1本海側の道こそが「老街」本体であり、山ほどお店があったようなんだけど、入ったとこも充分うまかったからよし。

そんな広場に突然の SL。そもそも淡水線と淡水駅、かつて台鐡で同名の線と駅があったものを継承している。これは数少ない名残なのかも。

ではそろそろ淡水からはおいとまするとしよう。

とっても派手な駅を出て、一路南へ。はいいけど、この後どうするよ。中心部のお散歩は有力案のひとつだったものの、翻意を促したのは今日の晴天。これちょっと散歩には暑すぎるな。もう少し楽なプランを考えよう。
考えた結果、満腹感もあいまって一瞬うつらうつらしながらも中心部まで乗車。いくら平日午後の閑散タイムとはいえ、電車内で寝れるくらい台湾の治安はよい。今までの渡航先では考えられん。

中正紀念堂で赤線から緑線に乗り換え、さらに南下。

ふたたび台北市から新北市に入り(新北の市域は台北を取り囲む配置)、大坪林で下車。おっとここも千里中央配置か。

トイレ休憩を挟み、さらに乗り換える。

案内に従って1フロア降りると、ここまでの捷運各線とは異なる景色が待っていた。

ホームドアはともかく車両がぜんぜん違うぞ。
これは環状線(黄)。現存路線が新北市内のみ(延伸予定部は台北市内も経由)なこともあってか、開通当初は台北捷運で運営、今年になって新北捷運に移管されたという若干ややこしい経歴を持つ。乗る方としては運賃も通算だからなんも気にならんけど。

それよりこの車両、捷運標準車よりちっちゃいし音が聴き覚えありすぎやし。何者よ。壁を確認したら、そこには日立レールイタリアの文字。あいつ(元 AnsaldoBreda 社)かー!

と驚いている間に到着。隣駅・十四張で降りる。しかしこの線の駅は派手やな。

派手なのは駅舎のみならず、十四張から先に架けられた橋もまるで虹のよう(のちほど別路線車内から撮影)。どうやら近年の台湾では、交通機関にパブリックアートを仕込むのが流行っているようで。そういや高雄も若干そんなとこあったな。

そんな十四張からまたまた乗り換えが発生する。その話については次回するとして、目的を終えたあと、せっかくなので環状線車両を撮っておいた。陽の当たる区間と合法的立ち位置があるのは貴重なのよ。

地上設備が多いのは仕様です。

先頭2両が標準色じゃないのは想定外だったものの、撮れたからよし。

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