台湾に行きたいわん (26) 淡水/新興區域
22 Nov 2023
開催予定だった催事の中止案内が流れてきた。参戦に前向きだった人は残念だろうなぁ。理由については憶測も飛んでるけど「裏方さん不足説」はあながち否定しきれない気がする。ライブが滞りなく実施できるのって、ありがたいことかも。
さて台湾5日め、まだまだ乗ったり撮ったり。
降りたのは、淡海輕軌もうひとつの路線・藍海線に接続する濱海沙崙という駅。
はて、崁頂にはそんな絵ついてなかったぞ。かわいい。それはさておき、おそらく当駅が撮影には最適と判定したので、乗り換え前にしばし時間をとる。というのも、
駅すぐ横にあるこの交差点、架線ないんすよ。バスなど大型車も通る道だし、架線レスが技術的に可能とわかった後の開業(高雄の LRT が先行)なのも理由だろうな。
てことで、各線の上下線それぞれを観ていこう。駅基準で直進方向が藍海線。
こちらが通常色、海辺っぽい爽やかな柄。点在するマンション群が、いい感じで土地柄を示す背景になる。
そしてさっき行ってきた、駅から大きく右折するのが綠山線。
びっくりするほどいい天気の中、うっすら下り坂の交差点内をゆっくりと曲がる。35m 近くある5両編成は意外と長く、真横写真は結構カツカツに。
交差点を通過すると再び架線走行に切り替え、崁頂へと向かう。
しばらくして対向列車。マンション広告がやたら派手かつパワーワード盛り気味なのは仕様です。穴ボコなのはきっと台風対策。
やはり手前の線路を通るものは画角に入りきらない。それだけ近くで、車かぶりもほぼなく撮れるのは助かる。平日の閑散タイムを喜ぶべきか、ニュータウンが思ったより盛り上がってない方を心配すべきか。
ともあれ、電車はすいすいと軽快に去っていった。
次の藍海線に乗り込んで、当面の全線走破をめざす。
さっき背景に見えていたマンションの脇を通り、ニュータウンの西側に出てちょっと走れば、まもなく終点。
10分ほどで淡水漁人碼頭駅に到着。日本人センスで読むと半魚人かと一瞬ビビるが、なんのことはない「フィッシャーマンズワーフ」である。わかれば納得(英語表記あるし)。
電車は10分もせずにさっさと折り返していった。
当駅到着前に線路は右へカーブを切る。いずれは淡水駅に連絡すべく直進方向へ延伸予定とのことだが、途中経路で少々もめて工期が延びたとかなんとか。
現状ではここが終端ということになる。
あれ、ここは絵がない。駅名の文字数多いからしゃーないか。
せっかく沿岸部まで来たので、海辺をのぞいてみた。
みなさん釣れますかー。奥の方で絶賛工事中なのは、淡水河(河口なのでほぼ海)を越える橋。あちらにはまた別の LRT を通す計画があり、開通した場合はここまで乗り入れてくる模様。
この先にも実際はあれこれ施設があるようだが、進んだ先に飲食店がある自信がなく、そもそも平日にやってる保証もなく、深追いはやめとく。
駅近くに数軒ある店も、きっと週末はもっと賑わうんだろうな。と、「テレビで紹介されました」と世界共通のノリで喜ぶ店頭を横目に、淡水駅まで戻ることにした。
水平とるのに苦労する斬新デザインのマンションより手前、そこの歩道にバス停を発見。ちょうど背後からバスがやってきたので、勢いで飛び乗った。
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