特産品を味わい、役に立って喜ぶ。ふるさと納税してみた話。

かなり忙しくも充実の週末だった。その話はまたいずれ。
数年前から「お礼の品物目当てで居住地以外に納税」という手段が多少流行ってることは知っていたが、当家でも実際にやってみた。今日はその結果報告。もちろん旦那さん名義ね。うちみたいに収入格差が大きい場合以外でも、世帯内でもっとも収入の多い人の名前でやるのがいろいろ捗ると思われる。

もくじ

寄付額と寄付先を決める

まあやっぱりオンラインが一番楽ということで、いくつかある民間ポータルサイトから「ふるさとチョイス」を窓口に選択。クレジットカードで即時決済できるのもありがたい(ただしクレカ OK かどうかは自治体による)。
で、収入によって「寄付金控除が適用される上限額」が決まるので、最新の源泉徴収票を用意してシミュレーション。その結果を踏まえ、無理のない範囲をマイ上限に決めてから寄付先を選ぶ。今回は2自治体を選択、それぞれに1口1万円として2口(計4口)納め、各口でお礼の品を変えるという形に落ち着いた。
どのサイトを使うにしても、何が欲しいか決まってない場合、自治体決めてからお値段で絞り込むと検索が楽。品物別検索はねー、肉をはじめとして一部カテゴリに各自治体がものすごい数出してるから探すの大変すぎて。

寄付先その1:実際にゆかりのある自治体

旦那さんの父方のルーツが長崎・五島にあるのは昔書いた通り。今も親族が暮らしていることから、当初から第1候補はここと旦那さんが決めていた。そりゃ異論ありませんわ。なお寄付金の用途も1口ごとに指定できたんで、子供向け支援(親族にもお子様いるし)と海洋保全(今後とも魚がうまいことを願う)で。

具体的には新上五島町という。魚めっちゃうまい。あと知る人ぞ知る五島うどんも超うまい。

ので返礼品も即決。五島うどんにはあごだしがデフォです。

あと干物5種盛り。現時点で3種食べきった。

寄付先その2:使途に共感した自治体

サイトを観ていて、ふと「自治体によるクラウドファンディング」がいくつかあるのに気づく。へぇ。そしてその中に鉄道関連のものを発見。釣られた鉄ヲタがこちらです。

岐阜県池田町の募集目的は、養老鉄道の経営支援。だいぶ前に桑名で停車中の姿はちらっと観たけど、乗ったことは一度もないんだよなぁ。さらなる直接支援も兼ねて、次回の岐阜帰省にプラスする方向で検討中。

てことで、選んだお礼は地元の米で作った純米酒&本醸造酒と、

すきやき用のお肉。今夜の夕食にて、お酒と一緒においしくいただきます。

お礼の品を得るまでの流れ

自治体によって手順が変わる。

  • A:すべて同一サイト内で完結
  • B:申し込みと支払いまで行い、品物選択は外部サイト利用
  • C:申し込み以降すべて、自治体サイトなど外部で行う

ふるさとチョイスの場合、池田町は A タイプ。新上五島町は B タイプで、支払い完了すると「ふるぽ」(JTB 運営のポータルサイト。ここからでも申し込み可能)専用ポイントが付与され、それを使って品物と引き換えた。
旬が来るまで出荷しない農産品などを除けば、平均すると申し込みから2週間前後で品物が届くと思われる。五島からの品物がわずか2〜3日で届いたのは、ふるぽの枠組みを使っていることも理由じゃないかと。

その後の手続き

寄付先自治体が5ヶ所以内で、他に確定申告事項がなければ申告不要になる「ワンストップ特例」という制度がある。申し込み時、それを利用するという選択肢にチェックを入れておくと、制度適用に必要な申請書が届く。
申請書は、領収書やお礼の文面とともに10日〜2週間程度(自治体による)で郵送されてきた。あとは必要部分を記入して返送。池田町のは返信用封筒ついてきて助かったし、上五島のは記入日とマイナンバー以外あらかじめ印刷されてて楽だった。
書類が受領されると、押印した「受付書」が返ってくる。来年、控除額が確定するまでとっておこう。

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