さくらさくら ’22 長谷寺編 (2)

本日発売のはずの商品がまだ発送されていない。配送設定が発売日当日からしかできないためで、普段ならのんきに待つだけだが、今回ばかりは痛かった。先行予約権どないしてくれんねん。さすがに懲りたので、今度から店変えようかなぁ。
では奈良の花見会、あとは桜と関係ない話多めで。

長谷寺への公共交通アクセスは電車1択だろうな。

最寄り駅は近鉄、そのものズバリの駅名。急行も停まって便利。上本町から始発で座って来るのがおすすめ。50分くらいかかるけど、特急の時短効果が10分くらいしかないのよ。

からの徒歩20分。いきなり伊香保ばりに下り階段の連続。行きはよいよい帰りはこわいの典型例。

国道を越えて初瀬街道を東へ進む。なんでも天武天皇の頃からある道らしく、例のなんちゃらとまでは行かないまでも風格ある建物が散見される。鑑賞しながら歩けば距離の長さもあまり感じられない。

つきあたりを左折する頃から道は一気に狭くなる。お食事処に旅館、おみやげ屋さんと、昭和の香り漂う観光地モード全開に。

その通りを抜けた正面に、寺の入口が構えている。

堂々たる屋根を構えた仁王門(重要文化財)をくぐって境内へ。

目の前から坂の上へとまっすぐ、ゆるめの階段が伸びている。登廊といって、これまた重要文化財。途中で進行方向を変えつつ3ブロックに分かれており、上へ行くほど階段の段差が大きくなる。序盤のしだれ桜は、一番ゆるい下登廊のスタート地点からすぐのところ。

て、途中から見下ろしても結構ながーい。

本堂(国宝)の御本尊はもちろん撮影禁止なので、ありがたく拝む。

この本堂がちょっと変わった造りをしている。御本尊のおられる棟が正堂。これは正堂を背に立って礼堂を観ている状態で、2つの建物がくっついているような独特の形状。で、そんな礼堂の先に舞台。

清水の舞台よろしく前方へせり出している。観光客にとっては絶好の展望台。

境内の中でもわりと高い位置にあるため、見晴らしは良好。スマホを落とさないよう慎重に楽しむ。

あ、ちなみに駅前の道案内の時点で察したんすけど、このカラーリング。真言宗です。まさかの石手寺と宗派まで一致(豊山派)。当家ほんとに真言宗ばっかり行ってる説。まあもともと一般公開率高めのグループではあるのだが。

まあそんなわけで、花見によし、お寺散策としてもよし。遠いけどいいところだ。

最後に、往路でやたら気になっていたものに手を出してみた。

どうやら当地ではよもぎを使った草餅が定番お菓子らしく、「くさ餅」の看板を掲げた店を複数見かけた。その中でも煽り文句強めで、そこまで言うなら実際うまいんやろな、と釣られたこちらのお店へ。

焼いたのと生のがあり、前者推奨とのことで焼いたのを。大変おいしゅうございました。

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