あつまれ東京の秋 (5) 俯瞰図写す

よく行くスーパー、たまに店内調理の惣菜パンなど買うのだが、今日はフライドチキンを使ったバーガーが並んでいた。ついお買い上げ。日本じゃクリスマスといえばチキンですからねぇ。と、来店前に通りかかったケンタを思い出しつつ。
さて10月東京、ロマンスカーミュージアム見物後半。

順路を進むと2階へ。フロアの過半を使った広大な空間に、小田急全線+αを再現したジオラマが展開されている。

ちょうど新宿西口の大改造が発表されて間もない頃。いずれはこの景色も過去のものに。

ぎゅっと圧縮された沿線風景の中を、いろんな形式のロマンスカーが常に走っている。

下北沢の自社車両が見えないっぷりも忠実。

江ノ島付近を通るとなると欠かせない江ノ電もちゃっかり登場。

お、相模大野みっけ。懐かしいなー(元住民)。

海沿いは龍宮城っぽい片瀬江ノ島だけでなく、島本体やえのすいもきちんと配置。

当館最寄りの海老名はほぼ完全再現。昔はビナウォークしかなかったのに、まあずいぶん発展したもんだ。

ウケたのは箱根湯本。正月の名物シーン「駅伝選手と並走」を盛り込むこだわりよう。

ついでに登山鉄道もほぼ全線。スイッチバックもあり。

さらにゴールの芦ノ湖…って船も動くんかーい! とまあ、隅から隅まで見事な再現っぷり。沿線愛というか執念というか、とにかく情熱を感じる一大展示であった。

2階ではその他にもお子様向けエリアなどが設けられている。

この手の施設には欠かせない(?)シミュレーターも。

せっかくなのでロマンスカーガチャも1回やってみた。出たのは桜並木の HiSE。というかロマンスカー確定なんで何引いてもハズレなし。それはそうと、昭和の生き残り「メダル打刻機」が現役稼働してて仰天。

ここまで来たからには屋上も拝見。いわゆる「電車が見える」モノでありまして、ガチ撮影向きではない模様。それにつけても海老名の変わりっぷり。

ふぅ。だいたい見終わって出口方面へ向かうと、おや?

これは食堂ですね。最初からそのへんで食べる予定ではあったが、ここでいただいてもいいのでは。

というわけでバーガー。小田急云々を差し引いて普通にうまい。たぶん入館しなくてもここには入れるんで、単に飲食店としてやってる可能性大。

若干の余談として、エントランスと食堂を仕切っている「壁」は建物外に飛び出してこんな感じになっております。

こうして、この日最大の目的を無事達成。

大手私鉄の博物館って必ずしも全社持ってるわけじゃないんで、選択肢が増えたのはうれしいことだ。

※続きはこちら→ (6) 新路線走る

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