欧羅巴交響曲 II スオミの夏 (13) Ravintola Zetor

本来なら水曜は早く帰らせてもらう日なんだが、先週今週はそうもいかず。定時までみっちりやってようやく追いつくくらいには作業量が増大しております。もうそろそろ一段落つくはずなんで、あと一息ですわ。やれやれ。
さてヘルシンキの木曜日もそろそろ終盤、お食事の時間。

最後の夕食場所選びはやや難航した。ウィーン同様にカフェ的なものも考えていたのだが、どうもヘルシンキのカフェは夜営業があまりないようで。ガイドブックを参考に再検討して、やってきたのはなんかすごいお店。

…えーと、これ、入っていいんすかね?
もちろん大丈夫。この奥にテーブル席がきちんと用意されている。しかし、肉眼だとこの入ってすぐの空間が結構暗くてビビる。女子旅本に載ってなかったら引き返したかもしれん。

そんなお店、”Zetor” さん。観ての通りレトロな農場をイメージした内装がとっても特徴的。

翌朝撮り直したんだが、外観は意外と普通。しかも場所が意外と便利。実はここ、我々が今回泊まった宿のすぐ隣にあるショッピングモールの一角でして。

中央駅前からは、通路をまっすぐ抜けて中庭に抜ければ着く。なんにせよ近い。

農場風というコンセプトのためか、メニューの冊子も凝っている。

まさかの新聞タイプ。さすがにフィンランド語の解読は諦めたが、雰囲気だけでもおもしろい。おや?

日本語あるし。つーか多言語対応すぎて(なんと20ヶ国語)別の意味でビビる。日本語がちょっとあやしかったのは御愛嬌。少なくともメニュー選びには支障なかったし。

と、いうわけで。せっかくなので地元料理をチョイス。旦那さんはミートボール、そしてこちらはというと、

カレリアシチューというものらしい。その名の通りカレリア地方の郷土料理。ポテトが付いてくるのは仕様です。

上のピクルスをよけてみると、澄み切ったスープと、どっさりトッピングされたリンゴンベリーが目をひく。肉料理にベリーがそのまんま入っているのはフィンランドあるある(前日も旦那さんのトナカイ料理にて確認)。日本の感覚だと味が合うのか心配にならんでもないが、これが思ったより美味くてですね。

しかしほぼこれで満腹だったため、シャーベットを頼んだつもりがチョコケーキに化けたのはちょっと計算外であった。うぷ。

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