欧羅巴交響曲 II スオミの夏 (14) Rautatieasema : 2

やれやれだぜ。いや、出社早々ちょっとかなりの大どんでん返しを食らいまして。脱力する社員さん一同。しかし冷静に考えると、詰めが甘かったところに手を入れる時間ができたわけで、災い転じて福となることを願おう。
さてヘルシンキもいよいよ最終日に突入。にしては意外と時間あります。

朝食を済ませてチェックアウト。駅に大荷物を預けたら、前日撮り忘れた夕食の店の外観を記録するところからスタート。

ショッピングモールの中庭から、電車がちらり。では行くか。

すっかり見慣れた中央駅。あ、そうそう。この話をしてなかったな。正面玄関の両脇に、なにかいますね。

左右2体ずつ、計4体のこの石像。現在の駅舎が建ってからずっといるらしい。これが気になるというか個性的に感じるのは我々に限ったことではなく、そもそも現地の皆様もそうだったようで。

VR 公式においても、ゆるキャラか何かみたいな扱われ方をしている模様。ごらんくださいこのドヤ顔。お国が変わればセンスも変わるもんだ。

まあそれはさておき、限られた時間を有効利用すべく、早速電停へ。

ながーい編成、ではもちろんなくてただの行列。しかし、どの電車も前日と打って変わってめちゃくちゃ空いている。木曜の朝方に見かけた電車はどれもそこそこ乗っていたんだが、すでに夏至祭イブとなったこの日はスカスカ。

そんな中、活発に動いているのはほぼ観光客のみなさん(当家含む)。ではこの新車に乗ろうか。

どうですかこの空きっぷり。いや、さすがにずーっとこうではないけども。一時的とはいえ中央駅前電停でこの余裕。やはり地元民はすでに休暇モードなのか。

おかげさまでじっくり車内観察ができた。この背もたれの柄、もしかして路線図かな。まあだいたい合ってそうな気もする。

2系統で向かうは、この滞在中初めての北西方向。

やたらアート感あふれる特別な電停を過ぎ、ちょっと行ったところで下車。

おっ、この界隈のおそうじはこういう形態か。プラハのよりさらに機動力重視やね。

さわらないでね、と語るトナカイ氏を横目に、本日最初の目的地へと坂を上っていく。

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