欧羅巴行進曲 (32) 第二楽章/Café Schwarzenberg

大阪市内など各地でイベントもあったんで何か出かけようかとも思ったが、意外と体力すりへってることを買い物で感じたので今日は休養日。また来週からぼちぼち出かけたりしようかなと。
なわけでウィーン月曜日の部、ラストはまた食べ物の話。

女子旅向けのガイドブックが最も役に立ったのは、香港の時と同じ「グルメガイドとしての解説」。その中でも宿から近く、目をつけていたカフェを、本日の夕飯処に見定めた。

Café Schwarzenberg。佇まいも味があるけど、それよりこの立地。

リング沿線、Schwarzenbergplatz 電停の交差点。ということは、席がよければトレインビュー確約である。

19時を回った頃。平日ということもあり、待ち時間は発生せずスムーズに入店。好きな席に座っていいのかどうか様子を窺っていたら、窓際に案内された。やったね。

黒とブラウン系が基本の落ち着いた内装。

当店の家具の作者であり、常連客でもあったヨーゼフ・ホフマンと、Karlsplatz 駅舎の作者であるオットー・ワーグナー。いずれも19世紀末、ウィーン分離派と呼ばれる芸術家グループで活躍した建築家らしい。

ひととおり注文すると、まずパンが出された。

当然のようにおいしいです。が、後述の理由にて食べきれず。

自分は滞在中を通じてアルコール控えめにしていたので、旦那さんのビールをちょっとひとくち。

Gösser という、国内メーカーらしきビール。なかなかおいしい。

で、本日のメインディッシュは、せっかくなのでウィーン料理を食べようというのが最大の目的。2人揃って同じものを注文した。

ターフェルシュピッツという、牛の煮込み。煮汁に浸しつつ食べていたが、食べ進むうちに煮汁がどんどん肉へ戻っていくので、淡泊そうに見えて結構しっかり味わえる。付け合わせ野菜もたっぷり。マッシュポテトが一番合うね。

つーかそんなに野菜ついてくるんなら、別でサラダを頼む必要はなかったな。正直、我々ぐらいの小食コンビにとってはメインの1皿で満足できるレベルのボリューム。既にふくれたお腹をさすりつつ、パンとサラダをどうしてくれようと悩む。
すると、いかにも紳士なおじさまウェイター氏がやってきた。東洋からの客に少しでも食事をエンジョイしてほしかったのだろう、炭酸水を出してくれたりあれこれ気を遣ってくれる。

しまいには「これは無料サービスだよ」とラズベリーのケーキまで。お気持ちは非常に嬉しい。のでケーキは完食したし、どれも我々の好みに合ってておいしかったのだが、主菜だけで満腹であった事実はおじさまに伝わっていたのだろうか。

食事中も食後も降り続く雨。滴が濡らす窓越しに、旧車よりもっと古い電車が通り過ぎるのを2人とも目撃した。それが何であったか判明するのは後日のこと。
宿に戻り、22:45 就寝。4時半頃に一旦意識が戻る。少しは時差に慣れてきただろうか。

※続きはこちら→(33) Wien Hauptbahnhof : 1

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