古都の秋みつけた (1) 色づく寺

カレンダーをいくつか入手。予定書く用の壁掛け型1点・絵柄目的のスタンド型2点の基本セットに加え、来年は絵柄目的の壁掛け型(ウィーンみやげ)もあるから計4点になった。えっ、うちのカレンダー多すぎ?
さてここからは海外話をちょっとお休みして、今月第3週末の季節ネタを。

朝の新快速は混んでいた。いかにも京都行くぞ感満載の人々で。ま、自分たちもそれに含まれるわけだが。
だがしかし、乗り継ぎ先の奈良線はさらに混んでいた。背を向けて乗り、ドア上を手で押さえて立つ、首都圏ラッシュ時のような乗り方をする程度には。そしてその大半が1駅で降りる。狭い駅は人で埋まり、ホーム端に臨時改札を設けるほどの大盛況。
理由は明白だった。

京都の紅葉名所の中でも、交通の便がよい方に入るであろう東福寺。境内に入って早々、このポジションで皆まず足を止める。時折ちらっと陽が射し、葉の彩りも増す。
そこから本堂前を通過し、上写真で奥に見えていた通天橋へ。

橋の中央に、一歩飛び出たお立ち台。国内外の見物客が押し寄せる中、もみくちゃにされつつ行ってはみたものの、葉の色を楽しむには対岸の方がよいようだ。

橋と橋に挟まれた、一面もみじの庭。ひととおりぐるりと歩いてみた。

ところどころ、背丈ほどの位置にいい感じの枝。周囲の人々は主にスマホを構え、格好の自撮りスポットとなっている。

頭上の枝はちょっと遠いけど、仰ぐのもまた楽しい。

この日持ってきたレンズは単焦点のみ。時折 F 値をガンガン開けて修行モード。

光に透ける葉になかなか近寄れないのが、ちょっともどかしい。

道なりに歩くうちに、細い川の流れる谷間を渡る。

日陰ではあるものの、オレンジと緑が織りなすグラデーションもまたよいもので。

この数日で冷え込む日が多くなり、それでだいぶ紅葉も進んだようだ。

燃えるような鮮やかな発色の枝もちらほら。多くの人が見入ったりカメラを向けたり。

今年から京都がぐっと近い存在になった。毎年少しずつ名所を攻略していけると思えば、あわてることはない。

Like
Share

公開から30日以上経過した記事のコメントは締め切っております。あしからず。