さくらさくら ’23 造幣局編

当家は実質的に明日から連休となっております。そのために仕事もあれこれ巻きで進めておいた。というか、長期休み直前の金曜に仕事残す方が悪手ですし。幸いきれいに片付いたんで、心置きなく満喫するといたしましょう。
では今年の花見、締めはやっぱりアレで。

コロナでの中断期間を経て、再開された通り抜けは「完全予約制」となった。専用サイトから時間帯別先着順。というのを去年すっかり忘れてて、今年は運よく開催前に思い出せたので、平日真っ昼間の枠をぽちっとな。繁忙期をものともせず、2人揃って午後休を確保して現地入り。入場可能時刻まで間があるのを利用して、川辺で軽食を済ませてからゲートに向かう。

日経本社があったとこ、なんか作ってんな。どうやら上層階はホテルになるらしい。大阪城ビューっすね。

実際のところ、時間帯管理をどこまできっちりやってたかは未知数。ともかく予約枠提示と手荷物検査を経て場内へ。

で、早々に「今年の花」登場。松月という品種らしい。淡い色でふわふわして優雅やね。

入場時にパンフをもらった。過去回で入手した記憶がないんだが、結局現地では現物優先。パンフは帰ってから読むスタイル。

まずはここの所蔵品種で多数を占めるであろう、花びら多めのものをまとめて。

特に層の厚いタイプを見かけると、何年経っても「むかし薄い紙で作ったやつ」を思い出す。

手毬状に丸くなった形状、ここではわりとスタンダード。

花の時点でさくらんぼの如く垂れ下がるスタイルも。茎が長いからかな。

小ぶりの集団だと餅花っぽさもあり。

花の色は白寄りの薄め、葉っぱは黄色強めの褐色系。なんだか綿花を観ているようだ。

きっと花の重みでそうなるのだろう、枝全体が大きく下にカーブを描いたり垂れたり。

もうひとつの大きな特徴、変わった色合いの花も随所でチェック。

同じ枝に赤白違う色合いの花が共存する。梅でたまにあるやつとは違って、咲いてからの時間経過によるものらしい。散る前がもっとも赤い。

出だしが白か緑かの差はあれど、同様の経過をたどる鬱金(これは目立つので覚えた)。

ということはこっちもそのグループか。サシの線がくっきり入るのは珍しいな。

緑系といえば御衣黄(これもここで覚えた)。とにかく全体が彩度高めの緑だけど、やっぱり散り際は赤が入る。

今年は撮れ高がとてつもなく多くてですね。開花タイミングが会期中にドンピシャの品種が大半。しかも晴天。当家の通り抜け史上ベストコンディションだった可能性大。

その後もいい感じのを見かけてはひたすら撮る。

あっちもこっちも満開、見頃真っ只中。実にありがたい。

あまりにもみんな咲き揃っているんで、どこを観たらいいのかわからんくらい。

頭上を覆うように枝を大きく広げた木の下は、格好の自撮りスポットとなっていた。

こうして、たっぷり1時間、存分に桜色を堪能しまくった。

平日であることを差し引いてもなお、コロナ前の最盛期より明らかに観やすかったんで、今後も予約制で行ってもらって全然いいと思う。

なお、これだけ来ていながら未だに造幣局本体を見学したことがないのは秘密。

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