幸願う光の道と四半世紀 (1) 暖色の記憶
24 Dec 2019
旦那さんの風邪がなかなか治りきらないこともあって、晩酌自粛モードが続く当家。結果、酒のつまみでどんどん消費すると思われていたシュトレンやチーズ、レーズンなどの減りが思ったより遅い。明日…は無理そうなんで、とりあえず年末までに食べよう。
さて、今年もやっぱりルミナリエに行ったわけでして。
金曜は予定が合わなかったため、多少人出が増えるのを承知で今年は1週めの土曜を選択。梅田で夕食後、乗り換え不要の快速で元町へ。三ノ宮からどっと人が乗ってきたのは、すでに見終わった人たちだろう。
さすがに駅から大丸まで一直線とまではいかなかったものの、駅前と呼べる範囲内での迂回で済んだ。前回鑑賞時にうまくいった「先に夕飯をとってから現地入り」作戦は、どうやら公式でも推奨されているオフピーク方法であるらしい。22時消灯だから、21時頃に大丸でもこの混雑度ならまあ間に合うわけで。
あとの順路は例年通り、教会やクローネのある道から花時計線経由で大丸の北東角を曲がるルート。
信号で堰き止められることもほとんどなく、順調に進んでいく。人はそれなりにいるけど普通に歩けるので、ゆっくり進んでくださいの歌なども特に流れていない。
概ね大丸前の目安表示通り、12分ほどでフロントーネの前に到達。
相変わらず色数が多い。左右のピラー部分は、本物の建築物のように奥行きのある構造。人の行き来を見計らって何枚か撮り、ついでに自撮りも少々こなしたら、あとは中央をくぐっていこう。
LED だから電車の幕と同じでクセが少々あるな。お手軽 Av モードで撮ってるとシャッタースピードが一定でないため、たまにこのように明暗差が生じる。上部がまっくらに写ったボツカットがあったことを踏まえると、上下方向に明滅タイミングが生じているのではないかと。
それはそうと、今年は屋根のないタイプに戻ったので、みどころは側面か。ガラスへの映り込みもまたよいものだ。
2つめのアーチを抜けつつ、途中で出会った募金箱隊に歩み寄って、2人分の寸志を箱へ投入。募金に応じるという行動自体が、この催しの意義を確認することにもつながっているような気もする。
今年の目玉のひとつと言われていたのが、東遊園地手前にある最後のアーチ。
手前と奥、やっぱり明らかに発色が違う。そうだよなぁ、昔はああだったよなぁ。
95年の第1回開催から数えて、今回で25回め。節目の記念に、このエリアだけ白熱電球で作られている。LED 化してから初めて来た旦那さんにとって、白熱灯作品は初鑑賞。わたしも10年以上ぶり。
色彩表現の幅こそ狭くなるけれど、光にぬくもりを感じられるという意味では白熱電球に軍配が上がるのを改めて実感。その分エコじゃないのも事実だが。
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