電車の街のまつり (2) 進入を限る

こんなこともあろうかと夕食2日分買っておいたのだが、拍子抜けするくらい降水量が少なかった。ずぶ濡れにならずにすんだからまぁいっか。さて、江ノ電&夏祭りの続きを。

てなわけで再び腰越。

なんとなく、いつもより人が多いような気がする。やっぱり祭りがあるからなのか。

軒先や柱など、あちこちに玉串が添えられていた。駅脇の踏切にも。

併用軌道区間は、さっきより慌ただしさと人口が増していた。

普段着の人、カメラを構える人に混じって、はっぴ姿が駆け回っている。

龍口寺の前まで行ってみた。このカーブから先が進入禁止、つまり祭りの会場。これがあるにも関わらず走る車も何度か見かけたが、ほとんどはエリア内に住む地元の方だった模様。

昼から置いてあった神輿のところまで戻って、電車を待つ。

濃いめの色にゴールド系の装飾。たまたま来たレトロ風車両すら、神輿に見えてくる不思議。

その通過を待ち構えていたかのように、路地から別の神輿が登場。あちらとこちらでは町内が違うようだ。

頂に翻る鳳凰が、西日を受けて鮮やかに輝きながら通り過ぎる。

18時に向けて続々と集まる、担ぎ手や曵き手の皆様。

しかし特筆すべきは、その間も江ノ電はだいたい通常運行というところ。しかもすぐそこの江ノ島駅は上下線の離合ポイント。

従って、10分少々に2本の割合で必ず電車が来る。そのたびに皆避ける。なるほど、こりゃ時間に余裕もって準備しとかないと捗らんはずやわ。

いよいよ陽は傾き、準備は整いつつあった。

そういやさっきから揃いの T シャツ着た人たちが写真撮りまくってるな。後日調べても何の集団なのか判らなかったが、担ぎ手の人となにか会話していたから、天王祭を撮りにきたであろうことは間違いない。

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