記憶と発見の燈 (3) 娘の笑み
28 May 2016
2週間前に予約した新あいぽん。昨日入荷通知が来たので、早速今日引き取ってきた。地元の au ショップでは1ヶ月半待ちと言われ、予約したヨドでも順番待ち列の進捗が遅そうだったんで長期戦覚悟だったけど、予想以上に早くてびっくり。
なわけで3月の花灯路ラスト。
毎年のようにタイアップしている前衛的な生花展示は今年も健在。過去に見かけた作品を踏まえると、他の地点にもっとすごいモノがあったかもしれないな。
ところで、石塀小路の入口がとんでもなく混み合ってるんすけど。様子をうかがっていると、なにかがここを通るらしい。人混みにつっこむのは避けたかったため、さっきプチ俯瞰に使った階段でしばし待機。すると。
ん? なんで京都に熊本? どういう縁でこうなったのかは未だ不明だが、ともかく山鹿市からなにかがやってきたようだ。
提灯の先導を受けて現れたのは、頭上に灯籠をつけたおねえさんたちの行列。どうやらこれは「灯籠踊り」と呼ばれる山鹿のお祭りで、灯籠を載せた状態で踊るらしい。
巡行の列は小路を出ると、観衆の人垣を抜けて高台寺へと続く階段を上っていった。以前たまたま出会った狐の嫁入りは今回見かけなかったが、そのかわりの予期せぬ出会いがこんなところで。
ひとしきり見て回ったところで、ぼちぼち帰る方向へ。
来るたびに同じような絵を撮っているのではないかと悩みつつ、それでも目に止まったものは撮る。
昔ながらの店も、今風の店も、道を照らす小さな灯りにほっとするのは同じ。
こうして祇園まで戻ってきた。外人さん対応と思われる事細かいピクトに感心しつつ、混雑度を増した四条通に合流する。結局、河原町方面へ歩くには四条通を行くしかないのだ。以前、混むからって1本南を行ったら鴨川まで抜ける道がなくて遠回りした記憶。
そういや、いつも和風全開の町並みばかりに気を取られる京都だが、この付近には近代建築もちらほら。
大正末期に建てられた、レストラン菊水。
の向かいに、昭和初期からの京都四條南座。今後耐震工事に入る予定。
さらに鴨川を挟んだ対岸には、これまた昭和初期にできた東華菜館。まさかの(?)ヴォーリズ作品がこんなところに。という上記3軒すべて登録有形文化財なので、四条大橋は貴重なハイカラ建築に三方を囲まれていることになる。京都の意外な一面。
締めの夕飯は先斗町で、ちょっと奮発。
伏見のおいしいお酒と肴を堪能して、この日はお開きとなった。
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